「描かれた天神さま」太宰府天満宮宝物殿

名称:「描かれた天神さま」太宰府天満宮宝物殿
会期:2023年12月9日(土)〜2024年5月6日(月)
会場:太宰府天満宮
開館時間:9:00 〜 16:30
休館日:月曜日
   12月25日、1月1日、8日、2月12日、3月25日、4月29日は開館
   2月20日~22日は休館
入場料:一般 500円、大学生・高校生 200円、中学生・小学生 100円
住所:〒818-0117福岡県太宰府市宰府4-7-1
TEL:092-922-8225
URL:太宰府天満宮宝物殿

「山水花鳥図屏風」 狩野山雪筆 江戸時代(17世紀)
「山水花鳥図屏風」 狩野山雪筆 江戸時代(17世紀)

日本史上きっての文化人で優れた政治家として名高い菅原道真公(845-903)は、大宰府で清らかなご生涯を閉じられました。御墓所の上に祠庿が造営されたのが太宰府天満宮の草創であり、以来、道真公は天神さまとして崇敬を集めてきました。
信仰の対象として描かれた姿は、和装の「束帯天神像」と唐服の「渡唐天神像」に大別されます。「束帯天神像」は、平安貴族の正装の姿で、ゆかりのある梅や松とともに描かれます。一方「渡唐天神像」は、天神さまが大陸に渡り、禅の教えを受け袈裟を授けられたという時空を超えた伝説とともに大流行しました。
この度、伝来品から近年収蔵のものまで140件を超える天神像コレクションから、40件余を厳選しご紹介いたします。南北朝時代14世紀から近代20世紀までの600年。時代の流れを受けて変容してきた天神さまの絵姿をお楽しみください。
さらに、82年ぶりに再発見された名品=狩野山雪 筆「山水花鳥図屏風」をあわせて初公開いたします。伊藤若冲や長沢芦雪に先駆ける奇想の画家として注目される肥前生まれの山雪の極上の作品世界をぜひご堪能ください。
前期: 令和5年12月9日(土)~令和6年2月18日(日)
後期: 令和6年2月23日(金祝)~令和6年5月6日(月休)

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「昆虫画家 稲田務の世界」本間美術館
  2. 「古代エジプト美術館展」福井県立美術館
  3. 現代陶芸の「すがた」と「はだ」佐野市立吉澤記念美術館
ページ上部へ戻る