収蔵作品展「小川武雄 冬を描く」清須市はるひ美術館

名称:収蔵作品展「小川武雄 冬を描く」清須市はるひ美術館
会期:2023年12月12日(火) ~ 2024年3月3日(日)
主催:清須市はるひ美術館
開館時間:10:00~19:00(入館は18:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌平日が休館)
   12月29日(金)~1月3日(水)
   1月9日(火)~1月12日(金)
   2月5日(月)~2月9日(金)
会場:展示室1
観覧料:一般200円(160円) 中学生以下無料
   ※( )内は20名以上の団体料金
   ※各種障がい者手帳等提示者は無料(付添人1名は半額)
   ※企画展「清須市はるひ絵画トリエンナーレ アーティストシリーズVol.102~104」と合わせてご覧いただけます。
住所:〒452-0961愛知県清須市春日夢の森1
TEL:052-401-3881
URL:清須市はるひ美術館

小川武雄は旧春日村(現清須市、旧春日町のさらに前身)出身の画家です。日本陶器株式会社(現在の(株)ノリタケカンパニーリミテド)に長く勤め、絵付師としてのキャリアを重ねるかたわら、美術団体の光風会と日展に絵画を出品し画家としても精力的に活動しました。
 四季に移ろう自然を描くなかでとりわけ冬の風景に魅了され、全国各地に出かけてはその姿を描写しました。画家の心情が以下のように綴られています。
すがすがしい残雪と新緑の高原北アルプスの見える山湖、土用波打ち寄せる大王崎、白い波頭がはじけ潮目の帯を流す熊野灘、西伊豆からの富士、日本人の生活を彩る四季折々の変化、雨や雪や風その他もろもろの自然現象をこよなく愛している。その心を描きたいと願う。遠き日、心に描いていた光景、憧れだった自然との出逢い、季節の気配を感じ、思いあって幾度となく通い訪ねる。逸る心をじっとおさえ、無心の境地になる事を念じ、キャンバスに向かう。雪国も南国も身を委ね到るところに題材を発見し、夢と望みは果てしなく広がる。
(はるひ美術館での個展「小川武雄『風景画』展」(2000年1月18日~2月27日)記録より)
 当館では1999年の開館から、地域ゆかりの作家としてたびたび作品をご紹介してきました。今回も季節に合わせ、冬景色を中心とした小川による風景画を展示します。

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