古川美術館新春展 爲三郎記念館創建90周年記念「和のこころ 富士の粋 美人画の雅」爲三郎記念館(古川美術館分館)

古川美術館新春展 爲三郎記念館創建90周年記念「和のこころ 富士の粋 美人画の雅」爲三郎記念館(古川美術館分館)

名称:古川美術館新春展 爲三郎記念館創建90周年記念「和のこころ 富士の粋 美人画の雅」爲三郎記念館(古川美術館分館)
会期:2024年1月6日(土) ~ 2月18日(日)
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し翌平日休館)
時間:10:00~17:00(最終入館16:30まで)
開催場所:古川美術館、分館 爲三郎記念館
料金:【当日】一般1,000円 高大生800円 中学生以下無料
   (古川美術館と分館爲三郎記念館 館共通券)
住所:〒464-0066愛知県名古屋市千種区池下町2-50
TEL:052-763-1991
URL:古川美術館・分館 爲三郎記念館

横山大観「霊峰不二」
横山大観「霊峰不二」

古川美術館の初代館長古川爲三郎が終の棲家とした爲三郎記念館は、2024年創建90年を迎えます。昭和初期の風情を今に伝える数寄屋造りの日本建築で、爲三郎は美術品を愛でてきました。本展では、爲三郎コレクションの中核となっている近現代日本画の中から、和のこころを今に伝える「富士」と「美人画」を展覧します。
荘厳な姿の富士山は、文化遺産として世界遺産登録(2013年)されているように、日本人にとって文化の母胎であり、心のよりどころであり、信仰の対象となるものでした。古川爲三郎もまた、実業家らしく日本一の富士山を好み、多く蒐集してきました。横山大観の≪三保の富士・松原≫(1917年 六曲一双)、富士山を描くことをライフワークとした片岡球子の≪桜咲く富士≫など、日本画壇の巨匠たちが挑んできた雄大な富士の姿をお届けします。
また、爲三郎は「美人画」にも惹かれ、その華やかさともに、女性の内面の真の美しさを感じさせる作品を多く蒐集しました。大正時代から爲三郎がコレクションをした昭和時代にかけては、上村松園、伊藤小坡、鏑木清方、伊東深水ら美人画家が活躍し、輝きを放った時代です。百花繚乱ともいえる華やかな「美人画」の名品をお楽しみください。

川合玉堂「田子浦」1935年頃
川合玉堂「田子浦」1935年頃
上村松園「紅葉狩」
上村松園「紅葉狩」

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