「前衛たちの足跡 岡本太郎とその時代」川崎市岡本太郎美術館

北代省三《少女と太陽》1948(1989)年 ©︎YOKOTA TOKYO

称:「前衛たちの足跡 岡本太郎とその時代」川崎市岡本太郎美術館
会期:2024年4月18日(木)~2024年7月7日(日)
開館時間:9:30-17:00(入館16:30まで)
休館日:月曜日(4月29日、5月6日、7月1日を除く)、5月7日(火)、5月8日(水)、7月2日(火)
観覧料:4月18日(木)~4月26日(金) ※常設展のみ開催
   一般500(400)円、高・大学生・65 歳以上300(240)円
    4月27日(土)~7月7日(日) ※企画展とのセット料金
    一般900(720)円、高・大学生・65歳以上700(560)円
    ※( )内は20名以上の団体料金 ※中学生以下は無料
住所:〒214-0032神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5 生田緑地内
TEL:044-900-9898
URL:川崎市岡本太郎美術館

岡本太郎《夜》1947年
岡本太郎《夜》1947年

岡本太郎は、18歳の時に東京美術学校(現・東京芸術大学)を中退し、両親の渡欧についてパリに渡りました。 20代を過ごしたパリでは、現地で抽象芸術グループ「アプストラクシオン・クレアシオン」に最年少で加わり、バタイユの主宰する「アセファル」にも参加するなど、先鋭的な芸術や思想的なグループで交流を深めます。 帰国後の兵役を経て、戦後の東京で前衛芸術運動を展開する皮切りとなった「夜の会」は、花田清輝ら文学者たちとの活動です。ここからさまざまな芸術運動が生まれ、作家たちが集う場となりました。岡本太郎はジャンルを横断する自由闊達な活躍で、生涯弟子などを取らず、群れることを嫌った孤高のアーティストという横顔もありますが、それぞれの時代をみていくと多くの芸術家や作家、思想家から触発され、そうした仲間たちとの交流や繋がりの中で、作品が生まれてきた側面もまた強いでしょう。
 当館コレクションより、岡本太郎と、交流のあった同時代の作家たちの活動の一端をご紹介します。

芥川紗織《顔》1954年
芥川紗織《顔》1954年
岡本太郎《空間》1934(1954)年
岡本太郎《空間》1934(1954)年
北代省三《少女と太陽》1948(1989)年 ©︎YOKOTA TOKYO
北代省三《少女と太陽》1948(1989)年 ©︎YOKOTA TOKYO

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