「林哲夫・北條正庸2人展 ー積日ー」村田画廊

「林哲夫・北條正庸2人展 ー積日ー」村田画廊

名称:「林哲夫・北條正庸2人展 ー積日ー」村田画廊
会期:2024/03/14(木) 〜 2024/03/28(木)
会場:村田画廊
時間:10:00~18:00
休館日:会期中無休
料金:無料
住所:〒606-0911 京都市左京区松ヶ崎泉川町18-4
TEL: 075-703-8960
URL:村田画廊

京都市在住の洋画家・林哲夫先生(武蔵野美術大学油絵科卒)と栃木県宇都宮市在住の日本画家・北條正庸先生(武蔵野美術大学日本画科卒)による二人展です。両先生とは30年以上に亘、長いお付き合いです。それぞれタイプは違いますが、物静かで知的なところが似ています。そして、なにより作家らしいお二人です。お洒落で心休まる作品を展示いたしますのでご高覧くださいますようお願い申し上げます。
まさに積日、河原町通りの村田さんで個展をさせていただいてから、早いもので三十年が経ちました。さまざまな事柄が起こっては過ぎ去り、世界は良くなったのか悪くなったのか、全く見当もつきません。そんな時間の流れのなかで、相も変わらず、拙い絵を描き続けていることには、われながら少々あきれています。コロナ禍までの十年間に七度ほどパリに滞在しました。今となっては、もう二度と行けないのではないかと半ば諦めつつ、変わらないようで、年毎に、目まぐるしく変わるパリの街景を懐かしく思い出しながら、今回の出品作を描いてみました。ご高覧いただければ幸いです。(林)
「初心」
日本画という画材に触れて長い年月が経った。
経験を重ねて来たつもりであるが熟練したという感覚はなく制作する度に感じるのは初心である。
絵を描くということが、そういうことなのか、なかなか完成には近づけさせてはくれない。
しかし、此の度も完熟された画材と不思議な力に助けられてようやく一点一点が完成した。
暫の安堵を感じている。
また、新たな初心が始まる予感も。(北条)

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「倉敷のやきもの―民藝の風吹きて―」きび美ミュージアム
  2. 「土が開いた現代 革新するやきもの」和歌山県立近代美術館
  3. 「殿さまのスケッチブック」永青文庫
ページ上部へ戻る