「クリスティン・ポッター「DARK WATERS」【KG+2024】」gallery Main

「クリスティン・ポッター「DARK WATERS」【KG+2024】」gallery Main

名称:「クリスティン・ポッター「DARK WATERS」【KG+2024】」gallery Main
会期:2024年4月13日(土) 〜 2024年4月28日(日)
会場:gallery Main
時間:10:00~17:00
料金:無料
住所:京都市下京区麩屋町五条下ル下鱗形町543-2F
TEL:0752314351
URL:gallery Main

株式会社便利堂が主催する公募展「Hariban Award 2023」の最優秀賞受賞者、クリスティン・ポッターの個展です。本展では、Hariban Award 2023の受賞作として制作された8点のコロタイププリントと映像作品をご紹介します。
ポッターは2016年~2019年にかけて、アメリカ南東部アパラチア地方に伝わる民謡の中でも“殺人バラード”と呼ばれるカテゴリーに着目し、取材しました。歌には恋仲の男女が登場し、男性の暴力によって女性の命が絶たれるという悲劇が描かれます。実際に暴力的な名のつけられた水域を訪れたポッターは旅先で出会った情景や景色と共に、歌われた女性をイメージしてスタジオ撮影されたポートレートと歌詞を織り混ぜて一連のシリーズを完成させました。
民謡にのせられた悲しみの物語は一体誰がために称賛され謳われたのか――。
ポッターがとりわけ注意を払う漆黒の背景や陰影、そして風景の奥行きの描写など、コロタイプによって厚みある表現となって立ち現れた世界観を、ぜひご高覧ください。
※本展はKYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2024のサテライトイベント「KG+2024」の参加展覧会です。
クリスティン・ポッター
1977年アメリカ生まれ。テネシー州ナッシュビルを拠点に活動。作品を通して男性的な原型、アメリカの風景と過去を神話化する文化的傾向を探求している。現在ミドルテネシー州立大学の写真学科教授であり、Sasha Wolf Projectsの代表を務めている。
出版物:写真集『Manifest』2018年/TBW Books、写真集『Dark Waters』2023年/Apertur
受賞歴:グッゲンハイム・フェローシップ2018年、グランプリ・イマージュ・ヴェヴェイ2019-2020年
コレクション:ハイ美術館、ジョージア美術館、601 Artspace、Do Good Foundation、スイスカメラ博物館、Foundation Vevey

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「モダニストの『蝶』 詩人・安西冬衛と好太郎」mima 北海道立三岸好太郎美術館
  2. 「土が開いた現代 革新するやきもの」和歌山県立近代美術館
  3. 「キース・へリング展 アートをストリートへ」兵庫県立美術館
ページ上部へ戻る