「芸術と自然とのふれあい ガレ・ドーム展」日本橋三越本店

エミール・ガレ カゲロウ文脚付鉢 高さ:13.5cm 径:16cm サイン:側面に刻銘でE ‡ G Emile GallÉ FECt Nancy(tは小文字) 制作年代:1889年頃 技法:被せガラス、グラヴュール、サリッシュール、アプリカシオン

名称:「芸術と自然とのふれあい ガレ・ドーム展」日本橋三越本店
会期:2024年5月22日(水) ~ 2024年5月27日(月)
会場:本館6階 美術特選画廊 最終日午後5時終了
住所:〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1
TEL: 03-3241-3311
URL: 日本橋三越本店

日本橋三越本店では、19世紀末から20世紀のアール・ヌーヴォーを代表する巨匠エミール・ガレとドーム兄弟の作品を展覧いたします。
エミール・ガレはガラス工芸において類稀な才能を発揮したアールヌーヴォーの第一人者です。当時流行したジャポニスムのエッセンスや、植物学・海洋学から着想した意匠の傑作を数多く発表し、各地の万国博覧会で受賞を重ね国際的に評価されました。様々な研究に根差した自然主義的表現と卓越した技術は後世に多大な影響を与えました。
ガレと同じくガラス工芸家であったドーム兄弟は、ガレとナンシー派を組織し芸術界の革新を志しました。父親から引き継いだ工房で長男のオーギュストは経営を、三男のアントナンはアートプロデューサーを務め、フランスのたおやかな風景や草花文を絵画的に表した作品で一世を風靡しました。ドーム社は今なお歴史を刻み世界中から愛好されています。
本展では独自の美しさを追求したガレ・ドームのランプ、花瓶などを一堂に展観する機会となります。幻想的に輝く優品を辿りながら、アールヌーヴォー期の重厚な芸術世界をごゆっくりとお楽しみいただければ幸いです。

日本橋三越本店
ギャラリートークのご案内
『エミール・ガレ没後120 年に寄せて』
お話 美術史家: 鈴木 潔 先生
日時 2024 年5 月25 日(土) 午後2 時より(約30 分)
場所 日本橋三越本店本館6階 美術特選画廊「ガレ・ドーム展」
※どなたでもご参加いただけます。
鈴木潔 <すずき・きよし>
1954年神奈川県生まれ。
東京教育大学教育学部芸術学科卒。
筑波大学大学院芸術学研究科博士課程単位取得退学
武蔵野美術大学
玉川学園女子短期大学
東京歯科大学
筑波大学非常勤講師
北澤美術館学芸部長
黒壁美術館館長
長浜アートセ ンター館長
山中湖高村美術館顧問
ヤマザキマザック美術館顧問
美術史学会常任委員
株式会社黒壁取締役執行役員を歴任
主な著書
『信州の美術館」(保育社)
『光の魔術師―エミール・ ガレ』(小学館)
『アール・ヌーヴォーのガラス 北澤美術館コレク ション』(監修/光村推古書院)
『エミール・ガレーガラスの詩人』 (監修/創元社)
『ポーラ美術館名作選―エミール・ガレとアール・ ヌーヴォーのガラス工芸』(監修/ポーラ美術館)
『世界に誇る和 製テーブルウェア オールドノリタケと懐かしの洋食器』(監修/東 方出版)
『アール・ヌーヴォーとアール・デコー甦る黄金時代』(分担執筆/小学館)『もっと知りたい エミール・ガレ』(東京美術)
『ヤマザキマザック美術館 (工芸)』(解説執筆/ヤマザキマザッ ク美術館)『岡田美術館蔵 ガラス工芸の精華 ガレとドームの世 界』(監修/岡田美術館)など多数。

エミール・ガレ カゲロウ文脚付鉢 高さ:13.5cm 径:16cm サイン:側面に刻銘でE ‡ G Emile GallÉ FECt Nancy(tは小文字) 制作年代:1889年頃 技法:被せガラス、グラヴュール、サリッシュール、アプリカシオン
エミール・ガレ
カゲロウ文脚付鉢
高さ:13.5cm 径:16cm
サイン:側面に刻銘でE ‡ G Emile GallÉ FECt Nancy(tは小文字)
制作年代:1889年頃
技法:被せガラス、グラヴュール、サリッシュール、アプリカシオン

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