名称:「デ・キリコ展」神戸市立博物館
会期:2024年9月14日(土)~2024年12月8日(日)
会場:神戸市立博物館
時間:未定
休館日:月曜日
※ただし、月曜日が祝日または休日の場合は開館し、翌平日に休館
観覧料:一般 2,000円(1,800円)
大学生 1,000円(900円)
高校生以下 無料
※( )内は前売および20名以上の団体料金
※神戸市在住で満65歳以上の方は当日一般料金の半額(確認できるものを要提示)
※団体は20名以上
※障がいのある方は障がい者手帳等の提示で無料(確認できるものを要提示)
住所:〒650-0034兵庫県神戸市中央区京町24
TEL:078-391-0035
URL:神戸市立博物館
不思議の世界へ、ようこそ。
20世紀美術に衝撃を与えた孤高の画家ジョルジョ・デ・キリコ。
本展はデ・キリコのおよそ70年にわたる画業を「イタリア広場」「形而上的室内」「マヌカン」などのテーマに分け、初期から晩年までの絵画を余すところなく紹介します。
さらに彼が手掛けた彫刻や舞台美術も展示する、日本では10年ぶりの大規模な回顧展です。デ・キリコ芸術の全体像に迫る、その唯一無二の表現力をご堪能ください。ジョルジョ・デ・キリコとはー
イタリア人の両親のもとギリシャで生を受けたジョルジョ・デ・キリコ(1888-1978)。1910年頃から、簡潔明瞭な構成で広場や室内を描きながらも、歪んだ遠近法、一見すると脈絡のないモティーフの配置、幻想的な雰囲気によって、日常の奥に潜む非日常を表した絵画を描き始めます。後に「形而上(けいじじょう)絵画」と名付けた1910年代の作品は、サルバドール・ダリやルネ・マグリットといったシュルレアリスムの画家をはじめ、数多くの芸術家に衝撃を与えました。1919年以降は伝統的な絵画技法に興味を抱くようになり、古典絵画の様式へと回帰していきます。それと同時に以前の形而上絵画の題材を取り上げた作品も頻繁に制作するなど、90歳で亡くなるまで創作を続けました。
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