特別展「オタケ・インパクト 越堂・竹坡・国観、尾竹三兄弟の日本画アナキズム」泉屋博古館東京

尾竹国観《人物図》明治30年代 泉屋博古館東京

名称:特別展「オタケ・インパクト 越堂・竹坡・国観、尾竹三兄弟の日本画アナキズム」泉屋博古館東京
会期:2024年10月19日(土)~ 12月15日(日)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)
開館時間:午前11時 ~ 午後6時(入館は午後5時30分まで)
   *金曜日は午後7時まで開館(入館は午後6時30分まで)
会場:泉屋博古館東京(東京・六本木)
主催:公益財団法人泉屋博古館
入館料:一般1,200円 高大生800円 中学生以下無料
    20名以上は団体割引料金(一般1,000円、高大生700円)
障がい者手帳ご呈示の方は無料
住所:東京都港区六本木1-5-1
TEL:03-5400-6900
URL:泉屋博古館東京

尾竹国観《絵踏》 明治41年 泉屋博古館東京
尾竹国観《絵踏》 明治41年 泉屋博古館東京

新潟県に生まれた尾竹越堂(おたけ・えつどう 1868~1931)、竹坡(ちくは 1878~1936)、国観(こっかん 1880~1945)の三兄弟は、明治から昭和にかけて文部省美術展覧会をはじめとした様々な展覧会で成功を収め、まさに「展覧会芸術の申し子」として近代日本画史にその名を残しました。
しかしながら、竹坡を筆頭に実験的ともいえるラディカルな表現を試み、また時にエキセントリックな生き方を貫いた尾竹三兄弟は毀誉褒貶にさらされ、美術史の語りから零れ落ちていきました。展覧会制度の光と影のなかで、新しい日本画の可能性を示した彼らの革新的かつ魅力に溢れる作品は、きっと今の私たちの眼にも新鮮に映るはずです。
本展は、東京で尾竹三兄弟を紹介する初めての展覧会です。彼らの重要作をはじめ、多数の新出作品や未公開資料から、知られざる尾竹三兄弟の人と作品を紹介します。そして展覧会制度のなかで躍動した三兄弟の作品を一堂に会すことで、「展覧会芸術」の到達点の一つをご覧いただきます。

尾竹越堂《漁樵問答》(左隻) 大正5年 個人蔵
尾竹越堂《漁樵問答》(左隻) 大正5年 個人蔵
尾竹越堂《漁樵問答》(右隻) 大正5年 個人蔵
尾竹越堂《漁樵問答》(右隻) 大正5年 個人蔵
尾竹越堂《役者見立 檀浦兜軍記す・阿古屋琴セメの段》富山市売薬資料館
尾竹越堂《役者見立 檀浦兜軍記す・阿古屋琴セメの段》富山市売薬資料館
尾竹国観《油断》(左隻) 明治42年 東京国立近代美術館
尾竹国観《油断》(左隻) 明治42年 東京国立近代美術館
尾竹国観《油断》(右隻) 明治42年 東京国立近代美術館
尾竹国観《油断》(右隻) 明治42年 東京国立近代美術館
尾竹竹坡《九冠鳥》(左隻) 明治45年 個人蔵
尾竹竹坡《九冠鳥》(左隻) 明治45年 個人蔵
尾竹竹坡《九冠鳥》(右隻) 明治45年 個人蔵
尾竹竹坡《九冠鳥》(右隻) 明治45年 個人蔵
尾竹竹坡《月の潤い・太陽の熱・星の冷え》3幅(左) 大正9年 宮城県美術館
尾竹竹坡《月の潤い・太陽の熱・星の冷え》3幅(左) 大正9年 宮城県美術館
尾竹竹坡《月の潤い・太陽の熱・星の冷え》3幅(中央) 大正9年 宮城県美術館
尾竹竹坡《月の潤い・太陽の熱・星の冷え》3幅(中央) 大正9年 宮城県美術館
尾竹竹坡《月の潤い・太陽の熱・星の冷え》3幅(右) 大正9年 宮城県美術館
尾竹竹坡《月の潤い・太陽の熱・星の冷え》3幅(右) 大正9年 宮城県美術館
尾竹国観《人物図》明治30年代 泉屋博古館東京
尾竹国観《人物図》明治30年代 泉屋博古館東京
尾竹越堂《漁樵問答》大正5年(1916) 個人蔵
尾竹越堂《漁樵問答》大正5年(1916) 個人蔵
尾竹竹坡《九官鳥》明治45年(1911) 個人蔵
尾竹竹坡《九官鳥》明治45年(1911) 個人蔵

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 皇居三の丸尚蔵館展「皇室の至宝 北海道ゆかりの名品」北海道立近代美術館
  2. 「花鳥風月―水の情景・月の風景」皇居三の丸尚蔵館
  3. 特別展「日本の巨大ロボット群像」京都府京都文化博物館
ページ上部へ戻る