「昭和モダーン、モザイクのいろどり―板谷梅樹の世界―」INAXライブミュージアム

「昭和モダーン、モザイクのいろどり―板谷梅樹の世界―」INAXライブミュージアム

名称:「昭和モダーン、モザイクのいろどり―板谷梅樹の世界―」INAXライブミュージアム
会期:2025年4月17日(木)〜2025年9月30日(火)
会場:INAXライブミュージアム
開館時間:10:00 〜 17:00
休館日:水曜日
   4月30日、8月13日は開館
入場料:一般 1000円、大学生 800円、中学生・高校生 500円、小学生 250円
住所:〒479-8586愛知県常滑市奥栄町1-130
TEL:0569-34-8282
URL:INAXライブミュージアム

「昭和モダーン、モザイクのいろどり―板谷梅樹の世界―」INAXライブミュージアム
「昭和モダーン、モザイクのいろどり―板谷梅樹の世界―」INAXライブミュージアム

昭和モダンのアートシーンを飾ったモザイク作家・板谷梅樹(いたやうめき/1907‐63)。かつての日本劇場(以下、日劇)のモザイク壁画、瀟洒(しょうしゃ)な飾箱や飾皿、帯留やペンダントヘッドなど、絵画や模様を表出した独特のエキゾチックなモザイク作品は、どれも清新な色彩と可憐な意匠にあふれています。近代陶芸の巨匠・板谷波山(いたやはざん/1872‐1963)の息子であった梅樹は、父が砕いた陶片の美しさに魅了され、20代半ばから陶片を活用したモザイク画の制作を志します。その代表作は日劇一階玄関ホールの壮大なモザイク壁画でした。現在まで残された作品は多くはありませんが、近年その再評価の機運が高まっています。
本展は、これまであまり目に触れられることのなかった梅樹作品を一堂に集めた展覧会です。鮮やかなモザイク画から日常をいろどる工芸品まで、緻密な手作業によって生まれた作品の数々を紹介します。また当館では、波山の陶片を一部所蔵していることから、梅樹独自のモザイク技法と色彩豊かな表現につながった波山の陶片にもスポットをあてます。カラリストとも称された梅樹が生み出すモザイクの世界とその源流へと誘います。

《鳥》
昭和34(1959)年 W1010×H680㎜ 個人蔵
写真提供:板谷波山記念館
《鳥》 昭和34(1959)年 W1010×H680㎜ 個人蔵 写真提供:板谷波山記念館
《笛を吹く人》
昭和初期 W273×H337㎜ 個人蔵
写真提供:板谷波山記念館
《笛を吹く人》 昭和初期 W273×H337㎜ 個人蔵 写真提供:板谷波山記念館
《飾箱》
昭和10年代 W294×D177×H115㎜ 個人蔵
写真提供:板谷波山記念館
《飾箱》 昭和10年代 W294×D177×H115㎜ 個人蔵 写真提供:板谷波山記念館
《煙草箱》
昭和10年代 W167×D110×H66㎜ 個人蔵
撮影:佐治康生
《煙草箱》 昭和10年代 W167×D110×H66㎜ 個人蔵 撮影:佐治康生

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