「構図をめぐって 縦に積む/横に拡げる/奥に進む」静岡県立美術館

「構図をめぐって 縦に積む/横に拡げる/奥に進む」静岡県立美術館

名称:「構図をめぐって 縦に積む/横に拡げる/奥に進む」静岡県立美術館
会期:2021年6月29日(火)~9月5日(日)
開館時間:10:00~17:30(展示室の入室は17:00まで)
夜間開館:8月14日(土)、15日(日)、21日(土)、22日(日)、28日(土)、29日(日)、9月4日(土)、5日(日)
     10:00~19:00(展示室への入室は18:30まで)
休館日:毎週月曜日(ただし、8月9日(月)は開館。)
観覧料:
  当日券一般:300円/70歳以上・大学生以下:無料
  団体券一般:200円/70歳以上・大学生以下:無料
  ※団体のお申込/20名以上の団体のお申込は、美術館総務課へお問合わせください。
住所:〒422-8002静岡県静岡市駿河区谷田53-2
TEL:054-263-5755
URL:静岡県立美術館

とくに絵やイラストを描く趣味を持たない人でも「構図」という言葉は聞いたことがあるでしょう。図工や美術の授業で「構図をよく考えて描きましょう」などと言われたこともあるかもしれません。 構図とは描かれる対象を画面上で組み合わせて特定の効果を上げるやり方、ということができます。ひとことでまとめればそれに尽きるのですが、この構図の工夫は、単にかたちのまとまりだけにとどまらないさまざまな感覚を観る者にもたらします。かたちのベクトルがもたらす動きや空間の感覚(昇っていく、奥へ進む、開けている、窮屈だ……)、色彩の配置がもたらす温度の感覚(温かい、冷たい……)やある種の感情(華やかだ、寂しい、厳かだ……)といったものがそれです。 がんらい色彩を塗布した平面にすぎない絵画というものがそういった身体感覚を引き起こすというのは、あらためて考えるととても神秘的なことです。 本展は、日本の近代洋画を対象に、構図に注目して作品を紹介してみようという試みです。

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