春季特別展「ブッダのお弟子さん-教えをつなぐ物語-」龍谷大学龍谷ミュージアム

春季特別展「ブッダのお弟子さん-教えをつなぐ物語-」龍谷大学龍谷ミュージアム

名称:春季特別展「ブッダのお弟子さん-教えをつなぐ物語-」龍谷大学龍谷ミュージアム
会期:2022年4月23日(土)〜6月19日(日)
[前期 4月23日(土)〜5月22日(日) / 後期 5月24日(火)〜6月19日(日)]
会場:龍谷大学 龍谷ミュージアム
開館時間:10:00〜17:00(最終入館時間は16:30)
休館日:月曜日
観覧料:一般 1,300円(1,100円)、高大生 900円(700円)、小中生 500円(400円)
※( )内は前売および20名以上の団体料金
住所:〒600-8399京都府京都市下京区堀川通正面下る(西本願寺前)
TEL:075-351-2500
URL:龍谷大学龍谷ミュージアム

重要文化財 木造 十大弟子立像 日本 鎌倉時代(13世紀) 京都国立博物館[舎利弗立像:通期展示]
重要文化財 木造 十大弟子立像 日本 鎌倉時代(13世紀) 京都国立博物館[舎利弗立像:通期展示]

西暦前5世紀頃、ブッダとなって仏教教団を誕生させたガウタマ・シッダールタ(釈尊)は、およそ45年をかけて、当時のインド社会、とくにガンジス川中流域を中心にその思想を広く説きました。釈尊の話を聞いて弟子となった人々は、バラモン、クシャトリア、名の知れた異教徒、資産家、理髪師、芸妓などその社会的立場や背景はさまざまです。のちに比丘・比丘尼、あるいは在家信者となった彼らの葛藤や活き活きとした姿は、仏教経典の中に物語となって伝えられました。
一方、仏弟子のすがたは、ガンダーラの仏伝浮彫、インドの石窟寺院の壁画をはじめ東南アジア、そして日本を含む東アジア諸国で描かれた仏伝図や彫刻、やがて単独でも表されることとなった羅漢像など仏教美術作品としても登場します。今回の展覧会では、“仏弟子”が、釈尊の生涯の物語に頻繁に登場し、釈尊を支え最も活躍した10人の直弟子(十大弟子)へと集約されたこと、そして釈尊の涅槃時に「教えを護るためにおまえたちは滅してはいけない」と後を任された16人の高弟(十六羅漢)をはじめとする羅漢たちについて、また維摩居士に代表される在家信者などの姿を、インド・東南アジア・チベット・中国・朝鮮半島・日本で表された絵画や彫刻で紹介するとともに、仏教経典に基づき彼らの特徴的なエピソードやそれぞれの個性にも注目します。

うち) 康俊作 南北朝・1347年(貞和3) 和歌山・海雲寺 画像提供:和歌山県立博物館[通期展示]
うち) 康俊作 南北朝・1347年(貞和3) 和歌山・海雲寺 画像提供:和歌山県立博物館[通期展示]
国宝 十六羅漢像のうち2幅 日本 平安時代後期(11世紀) 東京国立博物館 Image: TNM Image Archives[第九戍博迦(じゅばか)尊者:後期展示]
国宝 十六羅漢像のうち2幅 日本 平安時代後期(11世紀) 東京国立博物館 Image: TNM Image Archives[第九戍博迦(じゅばか)尊者:後期展示]
仏伝浮彫「初転法輪」ガンダーラ 2世紀 半蔵門ミュージアム[通期展示]
仏伝浮彫「初転法輪」ガンダーラ 2世紀 半蔵門ミュージアム[通期展示]
ハーリーティー(鬼子母神)像 ガンダーラ 2~3世紀[通期展示]
ハーリーティー(鬼子母神)像 ガンダーラ 2~3世紀[通期展示]
重要文化財 維摩居士像 中国 南宋時代(13世紀) 京都国立博物館[前期展示]
重要文化財 維摩居士像 中国 南宋時代(13世紀) 京都国立博物館[前期展示]
重要文化財 仏涅槃図 日本 平安時代後期(12世紀) 岐阜・汾陽寺 画像提供:奈良国立博物館[後期展示]
重要文化財 仏涅槃図 日本 平安時代後期(12世紀) 岐阜・汾陽寺 画像提供:奈良国立博物館[後期展示]

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る