秋季企画展 祝・世田谷区制90周年「世田谷ゆかりの画家たち」齋田記念館

秋季企画展 祝・世田谷区制90周年「世田谷ゆかりの画家たち」齋田記念館

名称:秋季企画展 祝・世田谷区制90周年「世田谷ゆかりの画家たち」齋田記念館
会期:2022年9月1日(木)〜12月16日(金)
開館時間:午前10時〜午後4時30分(入館は4時まで
料金:300円
休館日:土曜(但し第四土曜日9/24・10/22・11/26は開館)、日曜、祝日
会場:齋田記念館
住所:〒155-0033 東京都世田谷区代田3-23-35
TEL:03-3414-1006
URL:齋田記念館

秋季企画展 祝・世田谷区制90周年「世田谷ゆかりの画家たち」齋田記念館
秋季企画展 祝・世田谷区制90周年「世田谷ゆかりの画家たち」齋田記念館
秋季企画展 祝・世田谷区制90周年「世田谷ゆかりの画家たち」齋田記念館
秋季企画展 祝・世田谷区制90周年「世田谷ゆかりの画家たち」齋田記念館

世田谷代田の齋田家は、中世には世田谷城主・吉良氏の家臣となり、天正18年(1590)吉良氏没落後、この地に帰農し、その開発の中心となりました。江戸後期以降は代田村の名主をつとめ、明治に入ると広大な茶園を営み、世田谷の茶業の発展にも尽力しました。
一方、齋田家の歴代は、書画文芸にも関心が高く、特に9代齋田雲岱(萬蔵/1801〜1858)は画に秀で多くの博物図譜を遺し、また11代正脩(又一郎/1858〜1907)は真田謙山に、12代仙州(萬蔵/1877〜1944)は木村痩仙に画を学び、これらの画家たちの活動を支えてもいたようです。
2022年、世田谷区制90周年の節目に、齋田家やご当地世田谷ゆかりの画家たちの作品をご紹介いたします。本展を通じて、地域の文化に改めて目を向け、かつてこの地で活躍した画家たちの存在を知っていただけましたら幸いでございます。

世田谷三宿に「白田舎」を構え、 写実による新境地を開いた  平福百穂(1877~1933)  猛鷲  もうしゅう  大正時代(20世紀)  紙本墨画金彩・1幅
世田谷三宿に「白田舎」を構え、 写実による新境地を開いた 平福百穂(1877~1933) 猛鷲  もうしゅう 大正時代(20世紀)  紙本墨画金彩・1幅
用賀村の名主の娘・飯田コウを 妻とした歴史人物画の大家  菊池容齋(1788~1878)  竹内宿禰図 たけのうちのすくねず  慶應3年(1867)  絹本著色・1幅
用賀村の名主の娘・飯田コウを 妻とした歴史人物画の大家 菊池容齋(1788~1878) 竹内宿禰図 たけのうちのすくねず 慶應3年(1867)  絹本著色・1幅
筆勢ほとばしる墨梅を描いた 豪徳寺第二十二世  巨海東流(1779~1853)  墨梅図 ぼくばいず  江戸後期(19世紀)  紙本墨画・1幅
筆勢ほとばしる墨梅を描いた 豪徳寺第二十二世 巨海東流(1779~1853) 墨梅図 ぼくばいず 江戸後期(19世紀)  紙本墨画・1幅

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