近代日本画コレクション「茂原の素封家と画家との交流」城西国際大学水田美術館

近代日本画コレクション「茂原の素封家と画家との交流」城西国際大学水田美術館

名称:近代日本画コレクション「茂原の素封家と画家との交流」城西国際大学水田美術館
会期:2022年9月27日(火)〜10月22日(土)
開館時間10:00~16:00
休館日:日曜日、月曜日
入館料:無料
住所:〒283-8555 千葉県東金市求名1番地 城西国際大学
TEL:0475-53-2562
URL:城西国際大学水田美術館

大正・昭和期の政財界、美術界で活躍した人々と交流した素封家の日本画コレクションを紹介します。収集者の片岡善雄(1885~1970)は、千葉県茂原市早野の地主の家に生まれ、東京の中学に進学し、一時期、政治家・後藤新平のもとで働き、帰郷後には農地改革に尽力した地元の名士でした。同時に片岡は、芸術文化を深く理解し、岩田正巳、河内舟人、森白甫ら、東京画壇の画家たちを支援しました。作品とともに残された書簡からは、片岡が度々上京して画家を訪ね、展覧会で作品を鑑賞し、戦中・戦後の厳しい状況下では精神と物資の両面で彼らを支えていたことがうかがわれます。また、洋館を備える広大な邸宅に画家を招くこともありました。
 そうした交流から育まれたコレクションは、床の間に飾るにふさわしい掛軸を中心に、諸家による画帖や色紙集などからなります。一地方の素封家に慈しまれ、大切に伝えられた作品の数々をお楽しみください。
(公式ウェブサイトより)

近代日本画コレクション「茂原の素封家と画家との交流」城西国際大学水田美術館
近代日本画コレクション「茂原の素封家と画家との交流」城西国際大学水田美術館
岩田正巳《神勅奏上図》絹本着色、個人蔵
岩田正巳《神勅奏上図》絹本着色、個人蔵
河内舟人《雛祭》 絹本着色、昭和20年(1945)頃 茂原市立美術館・郷土資料館蔵
河内舟人《雛祭》 絹本着色、昭和20年(1945)頃 茂原市立美術館・郷土資料館蔵
小川千甕《増産》 紙本着色、昭和30年代(1955~64) 茂原市立美術館・郷土資料館蔵
小川千甕《増産》 紙本着色、昭和30年代(1955~64) 茂原市立美術館・郷土資料館蔵

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る