傘寿記念「中嶌虎威展 絢爛と清新 -日本画であるために」森の美術館

名称:傘寿記念「中嶌虎威展 絢爛と清新 -日本画であるために」森の美術館
会期:2023年6月3日(土)〜7月30日(日)
開館時間:10:00~16:00(最終入館 15:30)
料金:大人 600円/中高生 300円/小学生以下 無料
休館日:月・火曜日
会場:森の美術館
住所:〒270-0122 千葉県流山市大字大畔(おおぐろ)315
TEL:04-7136-2207
URL:森の美術館

傘寿記念「中嶌虎威展 絢爛と清新 -日本画であるために」森の美術館
傘寿記念「中嶌虎威展 絢爛と清新 -日本画であるために」森の美術館

「日本画」とは何か?今も問い続けて
中嶌虎威先生は、日本美術院同人として活躍した父・中島多茂都の影響で画家を志し、東京藝術大学日本画科を卒業後、父と同じく院展での活動を始めました。しかし次第に、近年日本画が西洋絵画の影響を受けて洋風化し、伝統的なあり方を見失ってしまったと考えるようになります。「日本画」とは何か?その問いに向き合うため、院展を離れ、自由な立場で制作・発表を続けることを決意します。
真の日本画の魅力とは何か、追求した先に「岩絵具の美しさ」「線描の力」をあげています。日本画の特質を「平面的に描いて立体をあらわす」と、陰影をつけずに線によって立体感を表すことで、岩絵具 本来の濁りのない美しい色彩で表現。そこには卓越した筆の運びによる線描が必要で、その力を十分に鍛錬することが必要と言います。約30年にわたり、後進の指導にも力を入れ、その考えが着実に引き継がれています。
今年80歳を迎えてもなお、衰えることのない日本画の魅力への探求心が、絢爛さ、清新さを感じる作品を次々と生み出しています。
本展覧会では、35点の作品を展示いたします。中嶌先生の美しい「線」と「色彩」をぜひご覧ください。

「望郷」2022年 第57回亜細亜現代美術展 亜細亜大賞(グランプリ)
「望郷」2022年 第57回亜細亜現代美術展 亜細亜大賞(グランプリ)
「浄」2017年 第53回亜細亜現代美術展 文部科学大臣賞
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