「禅ものがたり 道釈人物画をよみとく」正木美術館

「禅ものがたり 道釈人物画をよみとく」正木美術館

名称:「禅ものがたり 道釈人物画をよみとく」正木美術館
会期:2023年9月2日(土)〜12月3日(日) 
会場:正木美術館
観覧料金:当日一般700円
休館日:月曜日(9月18日、10月9日は開館)、9月19日、10月10日、10月17日~10月18日
住所:〒595-0812大阪府泉北郡忠岡町忠岡中2-9-26
TEL:0725-21-6000
URL:正木美術館

「禅ものがたり 道釈人物画をよみとく」正木美術館
「禅ものがたり 道釈人物画をよみとく」正木美術館

道釈人物画という絵画のジャンルは、禅宗文化の中で生まれ成立した。禅宗では、弟子が師の法を正しく受け嗣いだ証として、師の肖像画である頂相や、直筆の墨蹟が与えられる。道釈人物画はそうした頂相や墨蹟から発展し、師のまたその師、さらにまたその上の師へと系図を遡って祖師が描き続けられた。その代表的な例が、禅の始祖である達磨大師像である。このように発展してきた道釈人物画だが、祖師に限らず理想の姿の象徴として、道教における仙人や、仏教における諸仏など、多くの尊像も取り上げられるようになった。
本展では、仏教と道教の垣根を超えた多彩な尊像を含む道釈人物画に着目。同館が所蔵する重要文化財 「六祖慧能図」 をはじめ、円爾弁円の肖像画「聖一国師頂相」や、臨済宗夢窓派の僧、春屋妙葩の墨蹟「消息」、啓孫筆の「布袋図」など、室町時代を中心に制作された頂相、墨蹟、道釈人物画を中心に紹介する。それぞれの作品に込められたエピソードとともに、禅の世界で理想の姿として尊ばれた道釈人物画が並ぶ。
※会期中展示替えあり

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