「TREASURE展 〜成澤豪の貼り画〜」幕末維新ミュージアム 霊山歴史館

「TREASURE展 〜成澤豪の貼り画〜」幕末維新ミュージアム 霊山歴史館

名称:「TREASURE展 〜成澤豪の貼り画〜」幕末維新ミュージアム 霊山歴史館
会期:2023年09月13日(水) 〜 2023年11月05日(日)
会場:幕末維新ミュージアム 霊山歴史館
時間:10:00~17:30(入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(ただし、9/18・10/9は祝日のため開館)、9/19(火)、10/10(火)
料金:大人:900円(800円)
   高校生・大学生:500円(400円)
   小中学生:300円(200円)
   ※()内は20名以上の団体料金
   ※友の会会員の方は無料(要会員証提示)
住所:〒605-0861京都市東山区清閑寺霊山町1
TEL:075-531-3773
URL:幕末維新ミュージアム 霊山歴史館

霊山歴史館の2023年度秋季企画展では、西郷隆盛や大久保利通と並ぶ「維新の三傑」の1人・桂小五郎(木戸孝允)とその妻・幾松に注目した展示を行います。
桂は幕末、長州藩における尊王攘夷派の指導者の一人になりましたが、元治元年(1864)7月に大きな挫折を味わいます。前年の「八月十八日の政変」で京都から追放されていた長州勢は、会津勢ら対立派を排除しようと挙兵、「禁門の変」が勃発します。しかし激しい市街戦の末長州藩は敗走を余儀なくされました。
桂は京都に残って情勢を探った後、但馬国出石(兵庫県豊岡市)へ脱出。以降約250日間も潜伏しました。この時、桂を出石に逃がしたのが小間物商の広戸甚助で、その弟・直蔵が中心になって桂を匿いました。
池田屋事件に禁門の変など度重なる様々な困難に直面した桂は、政治活動を諦めてこれからの人生を商人として生きようかと思い悩むほど、この時人生のどん底を味わっていました。そこに、後に妻となる女性・幾松が迎えにやってきます。彼女の激励を受けた桂は奮起し、再び政治の第一線へと戻ることになりました。
その後藩の命令で姓を木戸に改めると、薩長同盟の締結や倒幕に尽力し、維新後は版籍奉還や廃藩置県、岩倉使節団の副使を務めるなど、明治新政府の基礎を築きました。
本展では、桂の京都脱出と出石潜伏に大きく関わった出石の広戸家の旧蔵史料(2006年に霊山歴史館へ寄贈)を中心に、桂小五郎と幾松の実像に迫ります。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「モダニストの『蝶』 詩人・安西冬衛と好太郎」mima 北海道立三岸好太郎美術館
  2. 「土が開いた現代 革新するやきもの」和歌山県立近代美術館
  3. 「キース・へリング展 アートをストリートへ」兵庫県立美術館
ページ上部へ戻る