「開館20周年記念 清川泰次のすべて」世田谷美術館分館 清川泰次記念ギャラリー

「開館20周年記念 清川泰次のすべて」世田谷美術館分館 清川泰次記念ギャラリー

名称:「開館20周年記念 清川泰次のすべて」世田谷美術館分館 清川泰次記念ギャラリー
会期:2023年10月7日(土)-2024年3月10日(日)
開館時間:10:00~18:00(ご入館は17:30まで)
休館日:毎週月曜日(祝・休日の場合は開館、翌平日休館)、12月29日(金)~1月3日(水)
   ※10月9日(月・祝)・1月8日(月・祝)、2月12(月・祝)は開館、10月10日(火)・1月9日(火)、2月13日(火)は休館
会場:清川泰次記念ギャラリー 展示室
観覧料:(個人)
   一般 200円/65歳以上 100円/大高生 150円/中小生 100円
    (団体)
   一般 160円/65歳以上 80円/大高生 120円/中小生 80円
   団体は20名以上
   世田谷区内在住、在校の小・中学生は土、日、祝・休日は無料
   障害者の方:個人は100円(団体は80円)。ただし小中高大学生の障害者は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料
   学生証・障害者手帳など、確認できるものをご提示ください
住所:〒157-0066東京都世田谷区成城2-22-17
TEL:03-3416-1202
URL:世田谷美術館分館 清川泰次記念ギャラリー

「開館20周年記念 清川泰次のすべて」世田谷美術館分館 清川泰次記念ギャラリー
「開館20周年記念 清川泰次のすべて」世田谷美術館分館 清川泰次記念ギャラリー

清川泰次記念ギャラリーは、2003年、世田谷美術館の分館として開館しました。この分館は、画家・清川泰次(1919-2000)が成城の地でアトリエ兼自宅として暮らしていた建物を、世田谷区が一部改装のうえオープンし、以来、年に2-3回の収蔵品展を通じてその作品を紹介しています。また、併設する区民ギャラリーは区民の方々の展示の場として活用されてきました。そして2023年11月に、開館20周年を迎えます。
1940年代、独学で油絵を描きはじめた清川は、初期には具象的な作品を制作していましたが、1951年から1954年の渡米を経て、抽象的な表現へと移行します。その後、1963年から1966年の二度目の渡米ののち、白を基調に鉛筆などでグレーの線を描くスタイルへと展開しました。さらに1990年以降は、アクリル絵具の鮮明な色彩、また三角形や矩形を用いて画面を構成していくようになっていきます。そのほか、学生時代は写真に意欲的に取り組み、1970年代後半以降は立体作品やデザインを手掛けるなど、その制作は多岐にわたりました。
本展では、こうした清川泰次の仕事から代表的な作品を展覧します。併せて、清川生前の建物の様子、また収蔵品展や区民ギャラリーにおけるこれまでの活動もご紹介します。清川の制作の軌跡と、それを伝えてきた館のあゆみをご覧ください。

清川泰次《イエローバランス》 1951年
清川泰次《イエローバランス》 1951年
清川泰次《イタリーの空》1962年、世田谷美術館蔵
清川泰次《イタリーの空》1962年、世田谷美術館蔵
清川泰次《コーラルレッドの四角作品-62》1962年、世田谷美術館蔵
清川泰次《コーラルレッドの四角作品-62》1962年、世田谷美術館蔵
清川泰次《Painting No.381-B》1981年、世田谷美術館蔵
清川泰次《Painting No.381-B》1981年、世田谷美術館蔵
©宮本和義
©宮本和義
清川泰次 シカゴにて 1951年-54年頃、世田谷美術館蔵
清川泰次 シカゴにて 1951年-54年頃、世田谷美術館蔵
清川泰次《Stainless Object NIJI No.3191》1991年、世田谷美術館蔵、撮影:上野則宏
清川泰次《Stainless Object NIJI No.3191》1991年、世田谷美術館蔵、撮影:上野則宏
清川泰次《Painting No.1295》1995年、世田谷美術館蔵
清川泰次《Painting No.1295》1995年、世田谷美術館蔵

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