「第88回公開制作 髙田安規子・政子『くり返すカタチ』」府中市美術館

「第88回公開制作 髙田安規子・政子『くり返すカタチ』」府中市美術館

名称:「第88回公開制作 髙田安規子・政子『くり返すカタチ』」府中市美術館
会期:2023年12月16日(土)〜2024年2月25日(日)
開館時間:10:00 〜 17:00
休館日:月曜日
   12月29日〜1月3日、1月9日、2月13日は休館
   1月8日、2月12日は開館
入場料:無料
会場:府中市美術館
住所:〒183-0001東京都府中市浅間町1-3 都立府中の森公園内
TEL:042-336-3371(ハローダイヤル)
URL:府中市美術館

「第88回公開制作 髙田安規子・政子『くり返すカタチ』」府中市美術館
「第88回公開制作 髙田安規子・政子『くり返すカタチ』」府中市美術館

髙田安規子・政子は、身近な日用品に丁寧に手を加えてスケール(縮尺)を変化させ、密やかなワンダー(驚き)を引きおこすユニットです。
スケールが変わると、見慣れたものが全く違って見えてくるものです。刺繍が施されて絨毯に変容したトランプ、12分の1に縮小したタイルで修復された床。私たちも小さな穴へと吸い込まれるようにして、ささやかな世界へと意識を誘われていきます。彼女たちの作品を前にすると、スイッチがそっと押されて、たちまちにあたたかな想像が広がっていくのです。
公開制作にあたり、髙田安規子・政子は、府中市美術館の周辺の公園、そこに広がる自然に着目します。部分と全体が同じ構造を持つという「フラクタル」の原理をベースにして、植物の葉や実のかたちにひそむ真理や法則を見出していきます。コラージュや刺繍、ドローイングなどのさまざまな方法をもちいて、ときに実験的に、新たな表現を探します。小さなさざなみに耳を傾けるようにして、ふたりの詩的で密やかな営みを、どうぞ観察してみてください。

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