勝木有香 「LETTING GO OF BALLOON」CANDYBAR Gallery

勝木有香 「LETTING GO OF BALLOON」CANDYBAR Gallery

名称:勝木有香 「LETTING GO OF BALLOON」CANDYBAR Gallery
会期:2023年12月2日(土)〜2023年12月24日(日)
会場:CANDYBAR Gallery
開館時間:13:00 〜 19:00
休館日:月曜日、日曜日
   12月3日・24日は開廊
入場料:無料
住所:〒605-0086 京都府京都市東山区弁財天町19 Ygion 2F
TEL:075-531-0617
URL:CANDYBAR Gallery

私は主に、ある方向に動くことで変化する形や曲線、リズム感に興味があり、それらを追ってしまいます。
日常を過ごす中で、それらを意識していると活発さや原動力、たまに壮大さに押し流されるような感覚を持ち、その感覚を断面的に切り取ると様々なレイヤーの中に「動き」が見えてきます。
この「動き」を重要視しながら可視化させるため、いくつものセル画で構成されているアニメーションの中にもこの感覚の力を持っているのではないかと可能性を感じ、最近はそれらを素材・モチーフとして制作しています。
アニメーションの中のキャラクターがリズミカルに動くことで変化する、柔軟性のある形や曲線などをトレースし、さらに塗りつぶす、消す、重ねるなど画面上でまた新たな「動き」を再構成していきます。これらが目の前に現れた時、どのような存在として受け入れられるのかについて制作しています。
 今回の展示「LETTING GO OF BALLOON」というのは「風船を手放す」という意味です。
空気の入った風船を手放すと、内からの空気が勢いよく外に吐き出され、予想外の方向に移動する場合もあれば、風船の口が閉じていると、外からの力によってフワフワと自由に動くというように、今回展示する作品たちは、手放された風船のように気づけばあらゆる形や方向に移動、変化しているような瞬間の素材・モチーフとして集め、表現しました。
勝木有香

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「倉敷のやきもの―民藝の風吹きて―」きび美ミュージアム
  2. 「土が開いた現代 革新するやきもの」和歌山県立近代美術館
  3. 「殿さまのスケッチブック」永青文庫
ページ上部へ戻る