「倉俣史朗のデザイン――記憶のなかの小宇宙」富山県美術館

「倉俣史朗のデザイン――記憶のなかの小宇宙」富山県美術館

名称:「倉俣史朗のデザイン――記憶のなかの小宇宙」富山県美術館
会期: 2024年2月17日(土)~4月7日(日)
開館時間:9:30〜18:00(入館は17:30まで)
休館日:毎週水曜日(ただし3月20日は開館)、3月21日(木)
観覧料:一般:900円(700円)、大学生:450円(350円)、一般前売:700円
   高校生以下無料。( )内は20名以上の団体料金
場所:富山県美術館 展示室3、4
主催:富山県美術館、朝日新聞社、北日本新聞社、富山テレビ放送
特別協力:クラマタデザイン事務所
協賛:東洋ガスメーター、NiX JAPAN、前田薬品工業(五十音順)
住所:〒930-0806富山県富山市木場町3-20
TEL:076-431-2711
URL:富山県美術館

倉俣史朗《ハウ・ハイ・ザ・ムーン》1986 年 富山県
美術館蔵 撮影: 柳原良平 ©Kuramata Design Office
倉俣史朗《ハウ・ハイ・ザ・ムーン》1986 年 富山県 美術館蔵 撮影: 柳原良平 ©Kuramata Design Office
倉俣史朗《椅子の椅子》1984 年 富山県美術館蔵
撮影: 柳原良平 ©Kuramata Design Office
倉俣史朗《椅子の椅子》1984 年 富山県美術館蔵 撮影: 柳原良平 ©Kuramata Design Office

倉俣史朗(1934-1991)は、没後30年以上を経た今なお、デザインの領域にとどまらない高い評価を受け、影響を与え続けているデザイナーです。アクリル、ガラスのほか、建築用金属素材も用いて、主に家具とインテリアを中心に、時に同時代の美術の影響を受けながら展開されたその仕事は、デザインや社会の状況への問いかけも含みながら、今もなお人々を魅了しています。
倉俣史朗の名を冠した展覧会としては、約10年ぶりの開催となる企画です。デザイナーとして独立する以前の20代の頃の仕事を紹介する資料から、56才で突然世を去るまでにデザインした家具やインテリアを、《ミス・ブランチ》(1988年)など当館所蔵の椅子7脚も織り交ぜながら、時代順に辿ります。また、晩年の倉俣が残した夢日記やイメージスケッチ、傍らに置いた蔵書やレコード、そして倉俣自身の言葉を通して、その内面や思考の背景など「倉俣史朗その人」を伝えることも試みます。

倉俣史朗《硝子の椅子》1976 年 富山県美術館蔵
撮影: 柳原良平 ©Kuramata Design office
倉俣史朗《硝子の椅子》1976 年 富山県美術館蔵 撮影: 柳原良平 ©Kuramata Design office
倉俣史朗《シング・シング・シング》1985 年 富山県
美術館蔵 撮影: 柳原良平 ©Kuramata Design Office
倉俣史朗《シング・シング・シング》1985 年 富山県 美術館蔵 撮影: 柳原良平 ©Kuramata Design Office
倉俣史朗《引出しの家具》1967 年 富山県美術館蔵 
撮影: 柳原良平 ©Kuramata Design Office
倉俣史朗《引出しの家具》1967 年 富山県美術館蔵  撮影: 柳原良平 ©Kuramata Design Office
ショップ「スパイラル」1990 年 撮影: 淺川敏
©Kuramata Design Office
ショップ「スパイラル」1990 年 撮影: 淺川敏 ©Kuramata Design Office
スケッチブック「言葉 夢 記憶」より 1980 年代
クラマタデザイン事務所蔵 撮影: 渞忠之 ©Kuramata
Design Office
スケッチブック「言葉 夢 記憶」より 1980 年代 クラマタデザイン事務所蔵 撮影: 渞忠之 ©Kuramata Design Office
スケッチブック「言葉 夢 記憶」より 1980 年代
クラマタデザイン事務所蔵 撮影: 渞忠之 ©Kuramata
Design Office
スケッチブック「言葉 夢 記憶」より 1980 年代 クラマタデザイン事務所蔵 撮影: 渞忠之 ©Kuramata Design Office
倉俣史朗《ミス・ブランチ》1988 年 富山県美術館蔵
撮影: 柳原良平 ©Kuramata Design Office
倉俣史朗《ミス・ブランチ》1988 年 富山県美術館蔵 撮影: 柳原良平 ©Kuramata Design Office

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