特別展「イタリアと日本の前衛―20世紀の日伊交流」ふくやま美術館

特別展「イタリアと日本の前衛―20世紀の日伊交流」ふくやま美術館

名称:特別展「イタリアと日本の前衛―20世紀の日伊交流」ふくやま美術館
会期:2024年4月6日(土)〜6月2日(日) 
会場:ふくやま美術館
観覧料金:一般1,500円
休館日:月曜日(4月29日、5月6日は開館)、5月7日
住所:〒720-0067広島県福山市西町2-4-3
TEL:084-932-2345 
URL:ふくやま美術館

イタリアと日本の美術交流は、イタリア作家が美術学校の教師として日本を訪れた明治時代に始まり、150年以上続いている。本展では、西欧の作家に日本の作家が学ぶという構図を脱し、作家同士が対等なやりとりを実現していく20世紀に光を当て、現在まで日本国内に残るイタリア美術作品のルーツをたどる。
今日、日本に所蔵される20世紀イタリア美術作品は、どのような経緯でもたらされたのか。また当時、これらの作品が日本にもたらされた時、日本の人々は、どのように作品を見ていたのか。21世紀の現在から、このように問いかけることで、当時のイタリアと日本の姿が浮かび上がってくることだろう。
イタリアの未来派と東郷青児、神原泰とのやりとりに始まり、戦後イタリアを代表する作家ルーチョ・フォンタナと、戦後日本を代表する詩人で美術批評家の瀧口修造の親交、そしてそこからさらにほかの作家へと展開していく人間関係を紐解きながら、作品と資料約100点を通して、今もなお日本に残るイタリア美術作品を見つめなおす。

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