「生誕120年記念 黒田辰秋」鍵善良房

「生誕120年記念 黒田辰秋」鍵善良房

名称:「生誕120年記念 黒田辰秋」鍵善良房
会期:2024年4月16日(火)〜2024年7月28日(日)
会場:ZENBI – 鍵善良房 – KAGIZEN ART MUSEUM
開館時間:10:00 〜 18:00
休館日:月曜日
   月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
入場料:⼀般 1000円、⼤学生・⾼校生・中学⽣・障害者手帳提示 700円、⼩学⽣以下 無料
住所:〒605-0074 京都府京都市東山区祇園町南側570-107
TEL:075-561-2875
URL:ZENBI -鍵善良房- KAGIZEN ART MUSEUM

《朱四稜茶器》1955-64年 撮影=伊藤信
《朱四稜茶器》1955-64年 撮影=伊藤信

木工芸の分野で初の人間国宝となった黒田辰秋(1904~1982)生誕120年を記念する展覧会を開催いたします。
鍵善良房と辰秋との縁は、12代店主今西善造(1904~1942)の頃に遡ります。河井寬次郎(1890~1966)ら民藝運動の作家と親交が深かった善造は、その交流の中で辰秋と出会い意気投合。辰秋の腕を見込んだ善造は、旧鍵善良房四条本店の内装デザインを依頼しました。
まだ若く無名であった辰秋が渾身の力で生み出した作品が、現在も四条本店の入口を飾る2つの《拭漆欅大飾棚》です。また、今は喫茶室で提供しているくずきりも、昭和40年代頃までは辰秋作の《螺鈿くずきり用器》に入れられ、仕出しの形で祇園町のお座敷へ届けられていました。
鍵善良房が所蔵する作品の数々は、依頼主と作家という枠を超えた、鍵善と辰秋との縁の深さを想像させます。2021年の開館記念展以来となる鍵善良房コレクション「黒田辰秋」展をどうぞご高覧下さい。

《耀貝螺鈿茶器》1965-74年 撮影=伊藤信
《耀貝螺鈿茶器》1965-74年 撮影=伊藤信

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「モダニストの『蝶』 詩人・安西冬衛と好太郎」mima 北海道立三岸好太郎美術館
  2. 「土が開いた現代 革新するやきもの」和歌山県立近代美術館
  3. 「キース・へリング展 アートをストリートへ」兵庫県立美術館
ページ上部へ戻る