「高橋由一から黒田清輝へ―明治洋画壇の世代交代劇―」栃木県立美術館

「高橋由一から黒田清輝へ―明治洋画壇の世代交代劇―」栃木県立美術館

名称:「高橋由一から黒田清輝へ―明治洋画壇の世代交代劇―」栃木県立美術館
会期:2024年4月20日(土)~2024年6月16日(日)
   ※一部展示替えあり
会場:栃木県立美術館
時間:9:30~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日、4月30日(火)、5月7日(火)
   ※ただし4月29日(月)、5月6日(月)は祝日のため開館
観覧料:一般 1,200円(1,000円)
   大高生 600円(円500円)
   中・小学生以下 無料
   ※( )内は20名以上の団体料金
   ※2024年6月8日(土)・9(日)・15(土)(県民の日)は入場無料
住所:〒320-0043栃木県宇都宮市桜4-2-7
TEL:028-621-3566
URL:栃木県立美術館

高橋由一《山形市街図》1881-82年、山形県
高橋由一《山形市街図》1881-82年、山形県

1894(明治27)年、明治時代の洋画壇を切り開いた高橋由一が没しました。 その前年の1893(明治26)年、フランスで洋画を学んだ黒田清輝が帰国し、「外光派」と呼ばれる新しい洋画を日本にもたらしました。
日本の洋画壇に大きな影響を与え、ともに「近代洋画の父」と呼ばれることもある由一と黒田は、まるで交代劇を演じるかのように入れ替わったと言えるでしょう。 明治初期に来日した外国人画家に絵を学び「旧派」や「脂派」と呼ばれる画派となった由一の世代と、欧米に留学し本場の文化に触れながら直接油絵を学び「新派」や「紫派」と呼ばれた黒田の世代には、同じ明治洋画でありながら大きな断絶があるのです。
本展では、高橋由一と黒田清輝を中心に、同時代の他の洋画家たちの作風も比較しながら、明治洋画壇で起きていた重要な世代交代劇を検証します。

高橋由一《鮭図》1878年頃、山形美術館寄託
高橋由一《鮭図》1878年頃、山形美術館寄託
黒田清輝《婦人像(厨房)》1892年、東京藝術大学大学美術館
黒田清輝《婦人像(厨房)》1892年、東京藝術大学大学美術館

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