特別展「文豪×演劇―エンパクコレクションにみる近代文学と演劇の世界」早稲田大学坪内博士記念演劇博物館

特別展「文豪×演劇―エンパクコレクションにみる近代文学と演劇の世界」早稲田大学坪内博士記念演劇博物館

名称:特別展「文豪×演劇―エンパクコレクションにみる近代文学と演劇の世界」早稲田大学坪内博士記念演劇博物館
会期:2024年6月7日(金)〜8月4日(日)
会場:早稲田大学坪内博士記念 演劇博物館
開館時間:10:00-17:00(火・金曜日は19:00まで)
料金:無料
休館日:6月19日(水)、7月3日(水)、17日(水)
住所:〒169-8050東京都新宿区西早稲田1-6-1 早稲田大学内
TEL:03-5286-1829
URL:早稲田大学坪内博士記念演劇博物館

田中良舞台装置図「坂崎出羽守」(山本有三作)
田中良舞台装置図「坂崎出羽守」(山本有三作)

文学と演劇、この異なるジャンルの芸術は実は古くからとても深い関係にあります。文字に書かれた物語が演劇として摂取され上演され、また上演された舞台は文字として残され広まるなど、両者は想像力を共有しながら豊かな世界を作りあげてきました。
坪内逍遙、森鴎外、夏目漱石、泉鏡花、谷崎潤一郎、菊池寛、岡本かの子、川端康成 、円地文子、安部公房、三島由紀夫など近代の著名な作家達も、演劇と様々な形で関わってきました。流行した舞台芸術や芸能を愛好し自作に取り入れる作家もいれば、積極的に劇界と関わり、劇作を手掛ける作家も多数いました。
文学作品が舞台化され、映画や歌謡曲に取り入れられたりするなどメディアミックスも盛んに行われており、文学と演劇という領域の重なりは広く、また多岐に渡っています。
演劇博物館創設者の坪内逍遙は、近代文学の成立と近代演劇の発展に大きな功績を果たした人物であり、文学と演劇というふたつの領域を架橋する存在です。逍遙が作りあげた演劇博物館所蔵の資料から、近代文学と演劇の多様な関わりについて紹介したいと思います。

森鴎外自筆・坪内逍遙朱註「マクベス」稿本
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三島由紀夫書き入れ_文学座公演「トスカ」上演台本
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花柳章太郎使用 新派舞台「不如帰」浪子の打ち掛け(山川秀峰手書き)
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ヨーゼフ・カインツのデスマスク
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