「「新収蔵品展 手書きは語る 作家のこころ」夏目漱石 田部重治 飯田蛇笏 芥川龍之介 井伏鱒二 津島佑子 ほか」山梨県立文学館

「「新収蔵品展 手書きは語る 作家のこころ」夏目漱石 田部重治 飯田蛇笏 芥川龍之介 井伏鱒二 津島佑子 ほか」山梨県立文学館

名称:「「新収蔵品展 手書きは語る 作家のこころ」夏目漱石 田部重治 飯田蛇笏 芥川龍之介 井伏鱒二 津島佑子 ほか」山梨県立文学館
会期:2022年1月29日(土)~3月21日(月・祝)
会場:山梨県立文学館 展示室C
休館日:月曜日(3月21日は開館)
開館時間:午前9:00~午後5:00(入室は午後4:30まで)
主催:山梨県立文学館
住所:〒400-0065山梨県甲府市貢川1-5-35
TEL:055-235-8080
URL:山梨県立文学館

「「新収蔵品展 手書きは語る 作家のこころ」夏目漱石 田部重治 飯田蛇笏 芥川龍之介 井伏鱒二 津島佑子 ほか」山梨県立文学館
「「新収蔵品展 手書きは語る 作家のこころ」夏目漱石 田部重治 飯田蛇笏 芥川龍之介 井伏鱒二 津島佑子 ほか」山梨県立文学館

2020年から2021年にかけて当館で新たに収蔵した資料の中から、推敲の跡が見られる原稿、親しい人に宛てた書簡、個性豊かな筆跡の書画など、執筆時の作家の心境が垣間見られる資料を紹介します。

井伏鱒二「十二本の山毛欅(ぶな)」原稿   「別冊文藝春秋」1958(昭和33)年8月号掲載  「十二本の山毛欅」は「別冊文藝春秋」に1957年6月から1960年3月まで12回連載。日露戦争末期に捕虜になり、仲間の中でただ一人命を助けられた今野森之助は、銃殺された他の12人を弔うために12本の山毛欅の木を植える。多国籍の人々の中で数奇な運命を辿る今野の物語。加筆・訂正の跡からは、推敲の様子がうかがえる。
井伏鱒二「十二本の山毛欅(ぶな)」原稿
「別冊文藝春秋」1958(昭和33)年8月号掲載
「十二本の山毛欅」は「別冊文藝春秋」に1957年6月から1960年3月まで12回連載。日露戦争末期に捕虜になり、仲間の中でただ一人命を助けられた今野森之助は、銃殺された他の12人を弔うために12本の山毛欅の木を植える。多国籍の人々の中で数奇な運命を辿る今野の物語。加筆・訂正の跡からは、推敲の様子がうかがえる。
飯田蛇笏「深山木(みやまぎ)に雲ゆく蝉のしらべ哉(かな)」軸装  1928(昭和3)年作。『山廬集』『霊芝』所収。「蝉」は夏の季語。
飯田蛇笏「深山木(みやまぎ)に雲ゆく蝉のしらべ哉(かな)」軸装 1928(昭和3)年作。
『山廬集』『霊芝』所収。「蝉」は夏の季語。
夏目漱石 津田青楓(せいふう)宛書簡 額装 1913(大正2)年6月18日(部分)  画家の青楓は漱石に絵の指導をし、『明暗』など漱石晩年の著書の装幀も手がけた。  金之助は漱石の本名。同時代の画家小川千甕(せんよう)の絵を受け取った礼と、自身も「二三枚」絵を描いたので青楓に見てほしい旨を述べる。「だれの画を見ても感心の外なくカツ存外な思ひも寄らない所をかきます 斯(こ)うなるとあらゆるものに感服し敬服し歓喜する事が出来て甚(はなは)だ愉快です」と、漱石が絵画に向き合う姿勢が読み取れる。
夏目漱石 津田青楓(せいふう)宛書簡 額装
1913(大正2)年6月18日(部分) 画家の青楓は漱石に絵の指導をし、『明暗』など漱石晩年の著書の装幀も手がけた。
金之助は漱石の本名。同時代の画家小川千甕(せんよう)の絵を受け取った礼と、自身も「二三枚」絵を描いたので青楓に見てほしい旨を述べる。「だれの画を見ても感心の外なくカツ存外な思ひも寄らない所をかきます 斯(こ)うなるとあらゆるものに感服し敬服し歓喜する事が出来て甚(はなは)だ愉快です」と、漱石が絵画に向き合う姿勢が読み取れる。
芥川龍之介 小沢碧童(へきどう)宛書簡 軸装 1921(大正10)年1月6日(部分)  碧童は芥川に俳句の指導をした俳人。公私にわたって親しく交わり、句座をともにした。  芥川は碧童の雅号として「最仲(もなか)」を「江戸百年の風流が上品にまとまる」として勧める。また、手紙の中で「金瓶梅(きんぺいばい)」にまつわる自作の短歌2首を披露している。
芥川龍之介 小沢碧童(へきどう)宛書簡 軸装 1921(大正10)年1月6日(部分)
碧童は芥川に俳句の指導をした俳人。公私にわたって親しく交わり、句座をともにした。
芥川は碧童の雅号として「最仲(もなか)」を「江戸百年の風流が上品にまとまる」として勧める。また、手紙の中で「金瓶梅(きんぺいばい)」にまつわる自作の短歌2首を披露している。

おもな展示資料
・田部重治旧蔵資料
・井伏鱒二 飯田龍太宛書簡
・森澄雄「桑解くやひかりにかすみ雪の峯」額装
・新田次郎「黄葉紅葉信玄の見た甲斐の山」色紙
・津島佑子「山を走る女」原稿 
・津島佑子 北杜夫宛書簡       ほか

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