「アナザーワールド:不思議でリアルな世界」富山市ガラス美術館

高橋まき子《気配の共有》2020年、作家蔵

名称:「アナザーワールド:不思議でリアルな世界」富山市ガラス美術館
会期:2023年3月4日(土)~6月18日(日)
開場時間:午前9時30分~午後6時
   (金・土曜日は午後8時まで、入場は閉館の30分前まで)
閉場日:第1・3水曜日(ただし5/3(水)は開場、5/10(水)は閉場)
会場:富山市ガラス美術館 2・3階 展示室1-3
主催:富山市ガラス美術館
後援:北日本新聞社、富山新聞社、北日本放送、富山テレビ放送、チューリップテレビ
住所:〒930-0062富山県富山市西町5-1
TEL:076-461-3100
URL:富山市ガラス美術館

「アナザーワールド:不思議でリアルな世界」富山市ガラス美術館
「アナザーワールド:不思議でリアルな世界」富山市ガラス美術館
今井瑠衣子《reminiscence》2016年-、作家蔵、
撮影:岡村喜知郎
今井瑠衣子《reminiscence》2016年-、作家蔵、 撮影:岡村喜知郎

もうひとつの世界・アナザーワールドは、時を超えて多くの人々を魅了し続けるテーマです。人は潜在的に、普段の生活では味わうことのできないものに思いを馳せ、想像を掻き立てられます。その「普通ではない」何か、目には見えない何かへの憧れや好奇心は、さまざまな世界を創り出し、見る者の胸を躍らせて来ました。
私たちの生きる今現在、未知のウイルスの脅威や、社会、経済の大きな変動によって、重い抑圧や閉塞感が生まれています。そうした状況では、日常的に意識しているものだけでなく、認識の外にあったものを見つめ、向き合うための想像力と柔軟さが、先の見えない不安を乗り越えていくための大きな力となります。
本展覧会は、まさに現在(いま)を生きる7名の作家によるガラス作品約70件を、「アナザーワールド」としてご紹介するものです。見えるものと見えないもの、見慣れたものと見慣れないもの、内側と外側、夢と覚醒。本展作品に見るこうした相反する要素は、ガラスという、二面性をもつ素材だからこそ表現できるものではないでしょうか。これらの作品は、私たちのいる世界のもうひとつの姿を見せてくれるでしょう。現実と地続きにある「不思議でリアルな世界」との出会いを、どうぞお楽しみください。

植村宏木《呼吸を追う》2021年、作家蔵
植村宏木《呼吸を追う》2021年、作家蔵
木下結衣《蘇生》2020年、樂翠亭美術館所蔵、
撮影:林周悟
木下結衣《蘇生》2020年、樂翠亭美術館所蔵、 撮影:林周悟
高橋まき子《気配の共有》2020年、作家蔵
高橋まき子《気配の共有》2020年、作家蔵
竹岡健輔《線跡 ’21》2021年、
富山市ガラス美術館所蔵、撮影:末正真礼生
竹岡健輔《線跡 ’21》2021年、 富山市ガラス美術館所蔵、撮影:末正真礼生
小林千紗《しろの くろの かたち 2021-1》2021年、 富山市ガラス美術館所蔵、撮影:末正真礼生
小林千紗《しろの くろの かたち 2021-1》2021年、 富山市ガラス美術館所蔵、撮影:末正真礼生
津守秀憲《胎動 ’17-4》2017年、富山市ガラス美術館所蔵、撮影:末正真礼生
津守秀憲《胎動 ’17-4》2017年、富山市ガラス美術館所蔵、撮影:末正真礼生

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