菅原尚己「いきものとやきもの」Art Spot Korin

菅原尚己「いきものとやきもの」Art Spot Korin

名称:菅原尚己「いきものとやきもの」Art Spot Korin
会期:2023/02/14(火) 〜 2023/02/26(日)
会場:Art Spot Korin
時間:15:00~19:00(最終日は18:00まで)
休館日:月曜日
料金:無料
住所:〒605-0089 京都市東山区元町367-5
TEL:075-746-3985
URL:Art Spot Korin

生き物をメインテーマにした陶器作品を数多く手掛けている陶芸作家、菅原尚己さんの個展です。
身の作品は「生き物」をメインテーマとして制作しております。それは私自身 「とても生き物が大好き」と言う事もありますが実は赤膚焼と生き物はとても深い繋がりがあります。
赤膚焼とは、奈良のやきもの。1583年に豊臣秀吉の弟で大和郡山城主だった秀長が、愛知県常滑から陶工を招き、赤膚山で茶器を焼かせたのが始まりとされています。その後江戸時代末期に活躍した陶工・奥田木白が赤膚焼を世に広めた人物として知られ、現在の赤膚焼の基盤となる作品を数多く制作しました。奥田木白の作品の中には、「南瓜に蝉をつけた花瓶」や奈良の一刀彫を模した「海老や鹿の香合」などがあり、赤膚焼と生き物は冨合繋がりが感じられます。
そんなこともあり、私自身の作品も「生き物を陶器につけたり」「器に生き物の体の一部を忍ばせたり」と、必ず作品には生き物を表現しています。
その中でも作品制作において力を入れているのが、陶芸ならではの「土が持つ暖かみや土味」を生き物たちに与えること。どこか温かみがあって生き物たちが生き生きしている、そんな作品作りを心掛けて、制作しております。(菅原)
菅原尚己
1995 奈良県奈良市生まれ
2014 関西芸術学院卒業
2016 京都府立陶工高等技術専門校卒業後、赤膚焼窯元・大塩昭山氏に師事
2021 奈良県奈良市にて独立
入賞
第38回、第39回市展なら:市展賞受賞
第41回市展なら:招待作家

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「モダニストの『蝶』 詩人・安西冬衛と好太郎」mima 北海道立三岸好太郎美術館
  2. 「土が開いた現代 革新するやきもの」和歌山県立近代美術館
  3. 「キース・へリング展 アートをストリートへ」兵庫県立美術館
ページ上部へ戻る