名称:収蔵品展「煎茶にしませんちゃ?」板橋区立郷土資料館
会期:2023年4月22日(土)〜7月9日(日)
開館時間:午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分)
料金:無料
休館日:月曜日(祝祭日の場合は翌火曜日が休館)
会場:板橋区立郷土資料館
住所:〒175-0092東京都板橋区赤塚5-35-25
TEL:03-5998-0081
URL:板橋区立郷土資料館
煎茶とは、現在日本でよく飲まれるお茶です。茶葉を蒸し・揉みながら乾燥させたものを急須などに入れ、お湯を入れて成分を抽出します。そして、煎茶道とは、この煎茶を飲む作法となります。江戸時代から板橋宿平尾で名主を務めた脇本陣・豊田家では煎茶と関わりがあります。
中山道板橋宿平尾の脇本陣豊田家は、代々平尾の名主兼板橋宿の問屋を務めた家です。この豊田家より伝わった資料群は、平成9年(1997)3月に「脇本陣豊田家資料一括」として、区の有形文化財に登録されています。
豊田家の資料の中でも、とりわけ異彩を放つ資料として幕末から明治時代に豊田喜平治が収集した煎茶道具類が挙げられます。豊田喜平治は、煎茶道に造詣が深く、鐵蕉の号を使い「鐵蕉茶寮」(てっしょうさりょう)と呼ばれる茶室を設け、煎茶趣味を通した文化サロンを形成していたとされます。
今回の展示では、豊田家から伝わった煎茶道具を中心に当館が収蔵する茶道具・茶書、書画を通して、豊田家と煎茶について紹介します。一服するときは、煎茶にしませんちゃ?
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