下家 杏樹 特集 「歓迎の間」伊勢丹新宿店

下家 杏樹 特集 「歓迎の間」伊勢丹新宿店

名称:下家 杏樹 特集 「歓迎の間」伊勢丹新宿店
会期:2023年7月26日(水) ~ 2023年8月1日(火)
場所:本館6階 アートエディション[最終日午後6時終了]
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-14-1
TEL: 03-3352-1111
URL: 伊勢丹新宿店

2022年度の個展はすべて完売するなど、国外からの人気も非常に高い下家杏樹氏による、伊勢丹新宿店初個展。
独特のアウトラインによって描かれる伸びやかな油絵が、唯一無二の魅力を放ちます。
日光東照宮に旅行に行った際、動物たちのレリーフに歓迎されていると感じたのが今回の展覧会名の由来です。
旅行中のインスピレーションを基に、鳥や動物を中心とした油彩画約10点を展示販売いたします。

鳥の夢の中は希望で満ちあふれていた。
ゆたかな水、甘い果実、美味しい空気…
やわらかで優しい世界は角のない線で表現されている。
アカデミックな油絵の技法を取り入れることで何処か見覚えのある画面を作り出している。
そこに漫画やアニメを連想させる現代的なイメージのアウトラインを融合させることで、
私と鳥の見ている夢の中の世界を実現させることを助けている気がしている。
また、私はこの春に栃木県日光市にある神社、日光東照宮に参拝してきた。
そこで見たたくさんの動物の彫刻を見た。中でも本殿の東廻廊に彫られた、名工・左甚五郎作の「眠り猫」にとても感銘を受けた。
角度によっては眠って見えたり、何か獲物を狙っているかのように見える。
裏側には戯れるスズメの彫刻が彫られており、天敵の猫が眠っている隣で、戯れるスズメが同じ空間にいることで世界の平和を表しているように感じる。
私もこのような二つの違う世界が混ざり合い、どちらかに束縛されることない美しい世界をキャンバスに表現したい。
臆病な鳥が眠り続けることができるということが、とても幸せなのだ。
下家 杏樹

下家 杏樹  Anju Shimoie
1996年 愛知県生まれ
2018年 名古屋芸術大学洋画2コース卒業
2020年 名古屋芸術大学大学院美術研究科 修了
<個展>
2022年 「Meditation Room(瞑想の部屋)」銀座蔦屋書店(東京)
2021年 「MUTATION」銀座蔦屋書店(東京)
2020年 「だれにもナイショで展」NODA CONTEMPORARY(愛知)
2019年 「Are you a bird?」テラッセ納屋橋 納屋橋ギャラリーボックス(愛知)
    「LION DANCEはツンツンたまにポロリ」Art Space&Cafe Barrack(愛知)
<主なグループ展>
2022年 「ART OSAKA 2022」大阪市中央公会堂(大阪)
    「CLOSE TO YOU」FFF(韓国)
2021年 「アートフェア東京2021」東京国際フォーラム(東京)
2019年 「われは人なりいまだ人間にあらず」Masayoshi Suzuki Gallery(愛知)
2018 年「CBC 輝け!二十歳の記憶展」CBC スタジオギャラリー(愛知)
    「AICAD2018ART EXHIBITION LANGKAWI,MALAYSIA」
     Langkawi National Art Gallery(マレーシア)
<受賞>
2019年 サマーキャンプTOKYO2019 グランプリ受賞
2018年 名古屋芸術大学卒業制作展優秀賞受賞 テラッセ納屋橋賞受賞
<その他>
2022 BSフジ 「ブレイク前夜」出演
アートコレクターズ2月号 「完売作家特集 2022」に掲載

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