「画業60年のかわいい伝説 花村えい子と漫画」川越市立美術館

「画業60年のかわいい伝説 花村えい子と漫画」川越市立美術館

名称:「画業60年のかわいい伝説 花村えい子と漫画」川越市立美術館
会期:2021年8月7日(土曜)から9月12日(日曜)
開館時間:午前9時から午後5時(入場は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(8月9日は開館)、8月10日(火曜)
住所:〒350-0053埼玉県川越市郭町2-30-1
TEL:049-228-8080
URL:川越市立美術館

 川越出身のマンガ家・花村えい子(1929-2020)は少女マンガのパイオニアとして位置づけられています。キラキラの目にカラフルな髪の色をはじめ、現在に至るマンガの少女像の原型を創りだしました。埼玉県立川越女子高校を卒業し、女子美術大学で学んだ花村は、結婚後、貸本屋時代の1959年にマンガ家としてデビューしました。可愛い少女のイラストは文房具のキャラクターとしても起用され、そのイメージは広く流布されました。読者層の成長に合わせ、しだいに抒情的なマンガを描くようになりました。代表作はドラマの原作にもなった「霧のなかの少女」や川越を舞台にした「花影の女」などがあります。また『源氏物語』をはじめとする古典文学をマンガにするなど、活動の幅を広げました。惜しくも昨年12月にご逝去されましたが、生涯現役を貫きました。
 本展では、花村のマンガ原画や当時の掲載誌等の貴重な資料に加え、交流のあったマンガ家たちの資料も展観します。懐かしくてかわいい少女マンガを存分に楽しめる展覧会です。

「画業60年のかわいい伝説 花村えい子と漫画」川越市立美術館

掲載作品
1.「花明の譜」扉絵 1989年
2.「マドレーヌシリーズ」イラスト 1970年代
3.スケッチブック「マドレーヌ」(ショウワノート)1967年
4.「霧の中の少女」(ショウワノート) 1967年
5.「霧の中の少女」1966年
(C)FMG/Eiko Hanamura

花村えい子 マンガ家・アーティスト

社団法人日本漫画家協会 名誉会員
フランス国民美術協会SNBA 正会員

少女マンガのパイオニアのひとり。1959年、貸し本向け単行本『虹』に『紫の妖精』を描いてデビュー。 雑誌デビューは、1964年『なかよし』(講談社)での『白い花につづく道』。少女雑誌、学年誌などに掲載される他、可愛い少女イラストがコミック誌の付録やショウワノート等文房具のキャラクターに使われ、少女達の心をつかむ。その後読者の成長に合わせ、少女マンガを抒情的に物語として充実させ、近年はレディースコミック誌に山村美紗、連城三紀彦、内田康夫原作の文芸作品や古典を題材にした作品を発表。代表作は『霧のなかの少女』、『花影の女』、『花びらの塔』など。2019年に画業60周年を迎えた。国内外問わず次世代からも注目を集める日本人アーティスト。

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