黒田長政没後四百年記念「長政の織部高取と織部(重然)の美濃」古田織部美術館

黒田長政没後四百年記念「長政の織部高取と織部(重然)の美濃」古田織部美術館

名称:黒田長政没後四百年記念「長政の織部高取と織部(重然)の美濃」古田織部美術館
会期:2023年9月14日(木)〜2024年3月3日(日)
会場:古田織部美術館
開館時間:9:30~17:00(入館は16:40まで)
料金:大人500円/大学・高校生400円/中学生以下300円/未就学児無料/団体(15人以上)100円引
   樂焼玉水美術館(堀川通寺之内上ル、入館料300円、休館日は年末年始)との共通券 700円
休館日:月曜休館(祝翌日休館)
住所:〒603-8054京都府京都市北区上賀茂桜井町107-2 B1
TEL:075-707-1800
URL:古田織部美術館

黒田長政没後四百年記念「長政の織部高取と織部(重然)の美濃」古田織部美術館
黒田長政没後四百年記念「長政の織部高取と織部(重然)の美濃」古田織部美術館

黒田官兵衛の子で福岡藩祖の黒田長政が造らせた古高取焼は、織部好み様式の作品を多く生み出しました。美濃から渡ってきた陶工も焼いており、作品に刻まれる窯印も美濃と同一のものが見られます。これは、単なる模倣・倣製にとどまることなく、陶工が来ることで直接的に技術の導入が行われ、織部好みの陶器の生産が可能になったことを意味します。なぜ美濃からはるばると陶工が渡って来たのかは詳らかではありませんが、草創期の高取焼にとって非常に重要な出来事でした。さらに興味深いのは、それらが美濃の技法を完全に踏襲しているだけではなく、美濃の織部焼にはない新しい試みがなされ、生じた違いに、長政や三左衛門一成などの重臣、窯大将の好みを見て取ることができる点です。そこで本展では、長政が造らせた「織部高取」を、古田織部が造らせた美濃焼とともに展示し、それぞれの特徴を明らかにします。

黒田長政没後四百年記念「長政の織部高取と織部(重然)の美濃」古田織部美術館
黒田長政没後四百年記念「長政の織部高取と織部(重然)の美濃」古田織部美術館

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