「三野新 外が静かになるまで」十和田市現代美術館

「三野新 外が静かになるまで」十和田市現代美術館

名称:「三野新 外が静かになるまで」十和田市現代美術館
会期:2023年9月16日(土) – 12月17日(日)
会場・開場時間
  戯曲はAからFの6つのパートで構成されていますが、どの会場からでも見ることができます。
  ① A・B・F パート
   space
  住所: 青森県十和田市西三番町18-20
  開場時間:火-日 10:00 – 17:00 (月曜が祝日の場合は開場し、翌火曜閉場)
  備考: 駐車場なし / 2階、階段のみ/車椅子などをご利用の方は、外観のみご覧いただけます。
  ② A・Cパート
  スーパーホテル十和田天然温泉
  住所: 十和田市稲生町17−43
  開場時間: 月-日 15:00 – 23:00
  備考: 2階、エレベーターあり / 駐車場は宿泊者専用です。近隣の有料駐車場をご利用ください。
  ③ A・D パート
  十和田市現代美術館 アート広場
  住所: 十和田市西三番町3
  開場時間: 火-日 10:00 – 17:00 (月曜が祝日の場合は開場し、翌火曜閉場)
  備考: 最寄りの駐車場は西二番町駐車場です。
  ④ A・E パート
  14-54(コミュニティスペース)
  住所: 十和田市稲生町14-54
  開場時間: 火-日 11:30 – 16:30
  備考: 1階 / 駐車場あり。台数に限りあり。
観覧料:無料
主催:十和田市現代美術館
助成:令和5年度 文化庁 文化観光拠点施設を中核とした地域における文化観光推進事業
協力:14-54、スーパーホテル十和田天然温泉
後援:青森朝日放送、青森テレビ、青森放送、エフエム青森、デーリー東北新聞社、東奥日報社、十和田市教育委員会
企画:外山有茉
住所:〒034-0082青森県十和田市西二番町10-9
TEL:0176-20-1127
URL:十和田市現代美術館

《ON/OFFのあいだにある渚のようなもの》

2022年 撮影:TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH
※参考画像
《ON/OFFのあいだにある渚のようなもの》 2022年 撮影:TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH ※参考画像

十和田市現代美術館ではサテライト会場「space」にて、2023年9月16日(土)– 12月17日(日)まで三野新の個展を開催します。
演劇と写真という異なる分野を学び、舞台作家/写真家として活動してきた三野は、これまで土地や風景に眠る歴史・記憶をもとに戯曲を書き、さらにそれをパフォーマンスやインスタレーションという形で「上演」するという領域横断的な表現を行なってきました。
三野は以前から日本に駐留する米軍の存在へと関心を寄せ、「沖縄」を題材とした作品も発表してきました。本展では、同じく米軍基地を擁する青森県三沢市でのリサーチから書き下ろした新作の戯曲「外が静かになるまで」を発表します。前作「クバへ/クバから」は、東京に住むアーティストがいかに「沖縄」に向き合うことができるのかという「当事者/非当事者性」という問題系を探るものでしたが、昨年度ニューヨークでの半年間の滞在を経た三野が今回取り組むのは、よりマクロな視点から「戦争の気配を感じながら生きる私たち」へと向けた作品です。ますます不安定さを増していく世界に生きる私たちにとって、三野の新作は私たちのうちに「眠る」意識へと呼びかけるものとなるでしょう。 
本展は、spaceでのインスタレーションと、十和田のまちなかを会場にした複数のインタレーションで構成されます。一本の戯曲が複数のインスタレーションとしてまちに配され、それらを読み集めていくことで一つの作品として体験することができる実験的な展覧会となります。
十和田市現代美術館 サテライト会場「space」
昨年2022年度より、アーティスト目[mé]による空き家を展示室へと改装した作品「space」を、美術館のサテライト会場として運営しています。ホワイトキューブの展示室が突如まちなかの建物の2階部分に出現したかのような「space」を拠点に、若手アーティストによる実験的な表現を紹介しています。

三野 新(みの・あらた)
写真家、舞台作家。1987年福岡県生まれ。周縁化された場所やものに残る記憶や風景を繋ぎ、「ここ」と「あそこ」の中間項を見つけ前景化させることをテーマに研究と実践を行う。主に自身で撮影した写真・映像をもとにフィクションを作り、それを自己と他者の身体、様々なメディアを通して発表するなど、領域横断的に活動している。2011年早稲田大学文学部演劇映像コース卒業、2017年東京藝術大学美術研究科先端芸術表現専攻博士後期課程修了。博士(芸術)。2022年から2023年までAsian Cultural Councilの助成を受け、ニューヨークに滞在。現在は東京と神奈川を拠点に活動。近年の主な展覧会・公演に「SEAsaw: 木曽川、宇宙を航海する」(mh PROJECT ノコギリニ、愛知、2023)、「YAU TEN」 (YAU STUDIO、東京、2022)、「クバへ/クバから」(ANB Tokyo、2021)、『うまく落ちる練習』(京都芸術センター、2019)など。
www.aratamino.com

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