企画展「Technoscape in Kure 鉄の記憶 製鉄所のある風景-ありがとう日本製鉄株式会社瀬戸内製鉄所呉地区-」蘭島閣美術館 別館

企画展「Technoscape in Kure 鉄の記憶 製鉄所のある風景-ありがとう日本製鉄株式会社瀬戸内製鉄所呉地区-」蘭島閣美術館 別館

名称:企画展「Technoscape in Kure 鉄の記憶 製鉄所のある風景-ありがとう日本製鉄株式会社瀬戸内製鉄所呉地区-」蘭島閣美術館 別館
会期:2024年1月 17 日(水)〜3月 25 日(月)
会場:蘭島閣美術館 別館
休館日:毎週火曜日
開場時間:9:00 から 17:00(入館は 16:30 まで)
観覧料:一般 300 円(240 円) 高校生 180 円(140 円) 小・中学生 120 円(90 円)
   *各種の入場料免除、特別割引のサービスをご用意しています
主催:公益財団法人蘭島文化振興財団
協力:日本製鉄株式会社瀬戸内製鉄所呉地区、トミタ画材
住所:〒737-0301 広島県呉市下蒲刈町三之瀬195番地
TEL:0823-65-2500
URL:蘭島閣美術館 別館

企画展「Technoscape in Kure 鉄の記憶 製鉄所のある風景-ありがとう日本製鉄株式会社瀬戸内製鉄所呉地区-」蘭島閣美術館 別館
企画展「Technoscape in Kure 鉄の記憶 製鉄所のある風景-ありがとう日本製鉄株式会社瀬戸内製鉄所呉地区-」蘭島閣美術館 別館

 1951(昭和26)年以降、呉の製鉄所は半世紀以上にわたり呉の基幹産業としてまちを支えてきました。2023(令和5)年9月に全設備が休止となり、呉の風景が変わろうとしています。まちのシンボルともなった高炉や工場群など、呉の産業景観を描いた画家・大形久典(呉市在住)の絵画作品を中心に展示します。鉄鋼産業の発展と共に歩んだ呉の歴史を絵画と共に振り返ります。
呉の製鉄所について
 1950(昭和25)年から工場建設に着手し、翌1951(昭和26)年に日亜製鋼呉工場が操業開始した。のち1959(昭和34)年に日本鉄板と合併し日新製鋼となる。高炉建設を進め、生産設備能力の向上に努め、銑鋼一貫メーカーとして発展する。2020(令和2)年に日本製鉄と合併し、2023(令和5)年9月に全設備を休止した。
出品作家略歴
大形久典 おおがた・ひさのり  1944(昭和19)年、広島県呉市(倉橋町)に生まれる。高校卒業後一旦就職するが進学を志し、1969(昭和44)年に広島商科大学(現・広島修道大学)を卒業。卒業後、呉市内の中学校、高校で英語教諭として教職に就く。1978(昭和53)年、広島修道大学大学院修了。2002(平成14)年、広島大学大学院修了。退職後、非常勤講師として専門学校や大学で英語を教える。現在、呉市在住。
 英語教諭として働く傍ら、油彩画技法を洋画家・砂原久氏に学ぶ。のちに彫刻に興味を持ち彫刻家・吉田正浪氏に師事する。また、アクリル画 の技法を洋画家・益村司氏に学ぶ。60代に入り本格的に、広島県内の各種公募展、国内展へ出品し、彫刻や絵画部門で入賞を重ねる。近年は、 呉市内の貴重な旧別荘を活用して運営されている翠雲現代美術館に彫刻作品を出品している。現在、呉美術協会会員。新構造会員*2020(令和2)年まで。
 彫刻はテラコッタ(素焼き)の技法で人物像などの具象彫刻を手がける。絵画は風景を主体としながら個性ある色彩構成で対象を描きだす。人間の様々な営みを内包する都市景観を、独自の視点で描き出す点に特長がある。

蘇った大和
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呉湾の夜明け
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日新製鋼所No.3
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日新製鋼所No.2
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