特集展示「―わたしが難波橋のライオン像をつくりました!!― なにわの彫刻家・天岡均一没後100年記念展」大阪歴史博物館

特集展示「―わたしが難波橋のライオン像をつくりました!!― なにわの彫刻家・天岡均一没後100年記念展」大阪歴史博物館

名称:特集展示「―わたしが難波橋のライオン像をつくりました!!― なにわの彫刻家・天岡均一没後100年記念展」大阪歴史博物館
会期:2024年5月8日(水)~7月8日(月)
※火曜日休館(ただし、4月30日(火)は開館)
会場:8階 特集展示室
時間:9:30~17:00
   ※入館は閉館30分前まで
観覧料:常設展示観覧料でご覧いただけます
主催:大阪歴史博物館
※「障がい者手帳」をお持ちの方と同伴者1名2割引
住所:〒540-0008大阪府大阪市中央区大手前4-1-32
TEL:06-6946-5728
URL:大阪歴史博物館

天岡蕗香作「赤楽茶碗」
大正~昭和時代
個人蔵
天岡蕗香作「赤楽茶碗」 大正~昭和時代 個人蔵

大阪歴史博物館では、令和6年(2024)5月8日(水)から7月8日(月)まで、8階特集展示室において特集展示「―わたしが難波橋なにわばし のライオン像をつくりました!!― なにわの彫刻家・ 天岡均一あまおかきんいち没後100年記念展」を開催します。
令和6年は、難波橋のライオン像の制作者として知られる彫刻家・天岡均一(1875~1924)の没後100年にあたることから、これまで注目されることが少なかった天岡に焦点をあて、希少な作品を一堂に展示します。
天岡は摂津三田藩の重臣の家に生まれ、東京美術学校(現東京藝術大学)で高村光雲や竹内久一たけうちひさかずに師事し彫刻を学びました。卒業後は、岡倉天心が創設した日本美術院の実技担当として活躍すると同時に、美術院の事業の一環として古社寺の国宝修理(仏像彫刻)にも参加します。明治33年(1900)頃から現在の天王寺区真法院しんぽういん町に拠点を移し「天岡鋳金所」の看板を掲げて活動。大正7年(1918)には、天岡をはじめ在阪の彫刻家5人で大阪彫塑会を結成します。また、均一の妻・香(蕗香ろこう)も近代大阪における女流工芸家として多数の作品をのこしていることから、併せて展示・紹介します。


天岡均一作「金剛力士像」(ブロンズ製)
明治44年(1911)
吉田廣志氏蔵
天岡均一作「金剛力士像」(ブロンズ製) 明治44年(1911) 吉田廣志氏蔵

天岡均一作「馬像」(ブロンズ製) 
明治45年(1912)
奥谷武彦氏蔵
天岡均一作「馬像」(ブロンズ製)  明治45年(1912) 奥谷武彦氏蔵
天岡均一作「ライオン像」(ブロンズ製)
明治~大正時代
九鬼隆章氏蔵
天岡均一作「ライオン像」(ブロンズ製) 明治~大正時代 九鬼隆章氏蔵
天岡均一作「慈恩大師像」(古三田青磁)
明治~大正時代
個人蔵
天岡均一作「慈恩大師像」(古三田青磁) 明治~大正時代 個人蔵

「天岡均一句幅」
大正9年(1920)
丹羽建蔵氏蔵
「天岡均一句幅」 大正9年(1920) 丹羽建蔵氏蔵

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「モダニストの『蝶』 詩人・安西冬衛と好太郎」mima 北海道立三岸好太郎美術館
  2. 「土が開いた現代 革新するやきもの」和歌山県立近代美術館
  3. 「キース・へリング展 アートをストリートへ」兵庫県立美術館
ページ上部へ戻る