「OKADA-ROOM Vol.20 或る洋画家の横顔Ⅱ ―写真からみる画家たちのつながり―」佐賀県立博物館・美術館
名称:「OKADA-ROOM Vol.20 或る洋画家の横顔Ⅱ ―写真からみる画家たちのつながり―」佐賀県立博物館・美術館
会期:2021年3月13日(土曜日)~8月15日(日曜日)
※期間中、一部作品の展示替えを行います。
(前期:3月13日~5月30日、後期:6月1日~8月15日)
開館時間:9時30分~18時
休館日:毎週月曜日
※月曜日が祝日の場合は開館、翌火曜日休館。
※5月3日(月曜日・祝日)~5月5日(水曜日・祝日)は開館し、5月6日(木曜日)は閉館します。
会場:美術館1階 OKADA-ROOM
観覧料:無料
その他:フラッシュ類や、三脚等の機材を用いての写真撮影はご遠慮ください。
作品にお手を触れないようお願いいたします。
また、寄託作品の写真撮影はご遠慮ください。
住所:〒840-0041佐賀県佐賀市城内1-15-23
TEL:0952-24-3947
URL:佐賀県立博物館・美術館
佐賀県立美術館は開館以来、明治から昭和初期にかけて活躍した佐賀県出身の日本近代洋画の巨匠、岡田三郎助(おかだ・さぶろうすけ、1869年~1939年)の画業と人物を顕彰してきました。
今回は、岡田三郎助と写真をテーマとした展示の第二弾として「画家同士のつながり」に焦点をあて、岡田三郎助と関連画家の名品を写真資料とともに紹介します。明治30(1897)年に洋画留学のため渡欧した岡田三郎助は、当地で多くの作品を描きながら現地の様子や自身の姿をカメラにおさめました。当時の写真には、岡田に先駆けてヨーロッパで学んだ洋画家である黒田清輝や久米桂一郎の姿もみえます。彼らは洋画団体「白馬会」を立ち上げ、後に日本洋画壇の中心的な存在として活躍することとなるのです。
さらに、岡田が女性を対象に開設した私塾「女子洋画研究所」をとらえた写真は、教育者としての岡田の側面を伝える貴重な史料ともなっています。
本展では、岡田の名品や当時を物語る写真資料とともに、黒田や久米、小代為重、そして岡田に学び後に女性画家として活躍した有馬さとえの作品を展示します。写真や作品から垣間見える画家たちの交流に思いを馳せながらお楽しみください。
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